江口聡さんと小宮友根さんとのやりとり。・・・の余白に。 #【1】「ポルノグラフィをめぐる断想。と、やりとり。」 # http://togetter.com/li/42744 #【2】「ジュディス・バトラー、進化心理学、強制的交尾」 続きを読む
江口聡さんと小宮友根さんとのやりとり。・・・の余白に。 #【1】「ポルノグラフィをめぐる断想。と、やりとり。」 # http://togetter.com/li/42744 #【2】「ジュディス・バトラー、進化心理学、強制的交尾」 続きを読む
第一部 // 第二部 // 第二部(続)// 還元ノ−ト // FINE lecture 第一部 道徳起源論と還元主義 English Abstract 1 ダーウィンの「危険な考え」 日本では進化論に関心をもつ人は多いようだが、哲学の研究者で自分の研究に進化論の視点を取り入れて本格的な議論を展開する人はまだ少ないようである。日本の哲学論壇の「常道」として、欧米の有名な研究者が華々しい成果を発表すると、その尻馬にのって訳者や紹介者が一時的に騒ぐ、という傾向があるが、哲学と進化論との結合についても、いまその傾向が時流に「なりかけて」いるようである。わたしが念頭においているのは、認知科学の哲学ですぐれた仕事をしてきたアメリカのダニエル・デネットの最近の一連の著作である。昨年から今年にかけて、『心はどこにあるのか』(原著1996)と『解明される意識』(原著1991)という
進化心理学への批判記事があるというので楽しみにしてたけど、なんか物足りない。進化論特集なのに紹介記事でなく批判記事ってところにどんな意図があるのかはよく分からないが、そこはとりあえず脇に置く。 この記事の著者は、進化心理学にも科学的に慎重な研究もあるとしながらも、一般に流行ったものに対してはポップ進化心理学と茶化した呼び方をしていたのだが、その文献表の中には(デヴィット・バスなどに混じって)ピンカーやトゥービー&コスミデスの(90年代の)有名な著作が挙げられていて、近年における進化心理学の進展に批判的だった私でさえ違和感があった。同じピンカーならもっとひどいのがあるだろうし(残念ながら"The Blank Slate"は褒められたものではない)、だいたい"The Adapted Mind"が駄目なら進化心理学の根幹が駄目になるんじゃないのか。でも私から見ても、著者はこうした正統派の進化心理
進化倫理学入門 (光文社新書) 作者: 内藤淳出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/02/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (19件) を見る 「自然主義の人権論」の著者,内藤淳による一般向けの本である. 善悪(道徳)の本質は何か,という問題は「メタ倫理学」と呼ばれる領域で取り上げられる問題であるそうだ.この中には客観的基準があるという考え方と,善悪はあくまで主観的な問題だという考え方がある.著者は進化的な考え方(人間行動進化学という言い方をしている)を元に「メタ倫理学的自然主義」の立場から考察しようという.さらに著者の主張を私なりにまとめると,「善悪はヒトの情感によって決まるのだが,何故そう感じるかには進化的な基盤があり,それは利害が基本になっている」ということになる. 本書は最初に進化的な考え方を簡単に説明する.進化とははなにか,種の保存
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