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評論に関するnabesoのブックマーク (8)

  • 『七人の侍』と現代 - Joe's Labo

    著者自身が世界各地で体験したクロサワ神話について考察する。 代表作である「七人の侍」をはじめとする黒澤映画は、人の意図を超え、世界各地で 様々な解釈をされている。たとえば、キューバでは孤立した状況における独立の象徴 として、イスラエルでは古典の巨匠扱いだが、パレスチナでは現在進行形のテーマに 取り組む現代監督として、各地でそれぞれの神話を形作ってきたわけだ。 中でも興味深いのは、紛争により、地域全体が巨大な「野武士に破壊された村落」状態 になってしまった旧ユーゴスラヴィアだろう。 「戦犯たちは、村を守ろうとした侍と同じじゃないか」というセルビア人の声に、 そう言う見方もあったのかと驚かされる。 彼らにとっては、ラストの悼みのシーンは重要な意味を持つのだろう。 ユーゴスラヴィアの悲惨な戦争の中にあって、黒澤明はけっして日アメリカ映画研究者がアームチェアで分析を試みるような古典なので

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    nabeso 2011/02/07
    これは読んでみたい
  • アバター(監督:ジェームズ・キャメロン 2009) - The Beach : July 2009

    アバター』と3D表現 (監督:ジェームズ・キャメロン 2009) 虫、光点、火の粉 韓流ドラマのロケシーンを見ていて、日のドラマと違うなと思うのは、飛んでいる虫の多さだ。主人公の顔がアップになっているまわりに、とにかく虫がやたらと飛んでいる。口や鼻に入らないかと思うほどだ。 けれども、見ていてうっとうしいわけではない。むしろ、虫が飛ぶことによって、そこに奥行き感が表れる。せわしなく虫の軌跡によって空間が何度も描き直され、主人公のまとっている空気の形が変化し、その中でゆっくりと呼吸しながら話す人間の時間が、ゆるやかに見えてくる。 『アバター』の冒頭を見て、その虫のことを思い出した。 主人公ジェイクの周りにおぼろげな青い光点がうごめいている。次第に焦点がはっきりしてくると、光点には奥行きが生まれ、ゆっくりと動くその軌跡が、ジェイクの頭を立体的になぞっていく。20世紀フォックスのロゴほど派手

    nabeso
    nabeso 2010/01/08
    読みやすいと思ったら細馬さんの文章か。すごく見たくなった
  • 日本の「信じられる連続性」(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

    の「信じられる連続性」 2009年9月2日(水)07:09 (フィナンシャル・タイムズ 2009年8月31日初出 翻訳gooニュース) FT国際コラムニスト、ギデオン・ラックマン 世界的な景気後退が昨年始まった時、日の経験は欧米にとって恐ろしい教訓になると言われていた。未曾有の経済危機を前に米国や欧州連合(EU)が正しい政策を実行しなければ、欧米も日のような「失われた10年」を経験し、そのあとも日のように何年も経済成長率が伸びないおぼつかない状態が続いてしまうのだと、当時よく言われていた。 その日はここへきて30日の選挙で、50年以上続いた自民党長期政権に決別し、民主党を与党に選んだ。おかげで今や欧米では、新しい「日がたり」が繰り広げられている。いわくこれは「政治的な革命」なのだとか。あるいはこれで日は何年も続いた停滞の日々に別れを告げられる、これは日にとって大き

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    nabeso 2009/09/02
    なんというか、おまえは何を言いたいの?あ、もちろん「民主党は変なことすんな」というのはわかる
  • 『ユリイカ』8月号「特集・菅野よう子」(青土社) - POP2*5

    ユリイカ2009年8月号 特集=菅野よう子 アニメ・映画ゲーム…音の魔術師のすべて!! 作者: 河森正治,坂真綾,佐藤大,中島哲也,石川寛出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/07/27メディア: ムック購入: 8人 クリック: 96回この商品を含むブログ (25件) を見る 今回も宣伝で失礼しまする。 「初音ミク」「臨時増刊号・坂龍一」に続き、昨日発売された『ユリイカ』(青土社)8月号「菅野よう子」に12ページほどの長い論文「菅野よう子とその時代。」を書かせていただいた。おそらく執筆陣の中で小生は、彼女のメインの仕事として認知されているアニメーション作品を見ていない唯一の書き手。しかしながら、元々アニメーションの世界に「異分野の才能」として登場した彼女。CM音楽や映像、ゲーム音楽でクライアント相手に曲を量産していた「若書きの時代」について、これまでの雑誌の菅野よう子特集では

    『ユリイカ』8月号「特集・菅野よう子」(青土社) - POP2*5
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    nabeso 2009/09/02
    内容としては一番よかったので。読みにくかったけどな!
  • 佐藤亜紀 日記: 2009.3.29

    ごく一握りの誠実で有能な方を除いて——と言うことにしておこう、皆無と言う訳じゃない——現在日で文芸評論家として活動している人間は、概ね二種類に分けられる。チキンと、無能者だ。まあ文芸評論などというのは小説以上にえないから、出版社のお覚えを損なわないよう、業界の爪弾きにならないようチキン化するのは理解できないこともない。しかし無能者と言うのは! 読解し論じるスキルなぞ努力次第で使える水準まで上げることも出来ように、それを怠っているというのは、これはもう犯罪である。 だから文芸評論は使えないと作家に言われるのだ。チキンや無能者の評論を反省の種にする馬鹿はいない。評論と実作の間の良きフィードバックなぞ、勿論望むべくもない。 では仲俣暁生氏はどちらであろうか。ブログに載せていた2009年のベストを見る限り、チキンであることはほぼ間違いない。立派な御用評論家ぶりだ。ではスキルの方はどうか。 20

    佐藤亜紀 日記: 2009.3.29
  • 『ヤッターマン』には困った: たけくまメモ

    三池崇史監督の実写版『ヤッターマン』を見てきました。見たら、感想を書こうと思っていたのですが、正直、困りました。 http://www.yatterman-movie.com/ ↑実写版『ヤッターマン』公式サイト 三池崇史は好きな監督です。俺と同い歳ですが、年に5~6は監督すると言われる通り、すでに膨大な作品があって、すべてを見たわけではありませんが『極道恐怖大劇場・牛頭』は映画史に残る傑作だと俺は思いました。 アウトローを主人公にしたハードボイルドな娯楽作品が多いですが、ノリが良すぎる演出で暴走することが持ち味で、ひとたび暴走するとあり得ない超現実的な領域にまで突っ走るので、カルトなファンも獲得している監督です。時に「やりすぎ」と思えるサービス過剰な演出が、マンガ的だったりアニメ的だったりするので、『ヤッターマン』のオファーも来たのでしょう。 三池監督はかつて『ゼブラーマン』という「ヒ

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    nabeso 2009/03/12
    酒でイイジャン
  • 新しいジョーカーも深キョンで良いよ。「ヤッターマン」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    「ヤッターマン」鑑賞。 ドクロのキノコ雲が村上隆によってアートにされた事でも有名な竜の子プロ人気シリーズアニメ実写映画版。 オープニング、渋谷と思わしき見慣れた街が無惨に崩壊し、その瓦礫の中に「みなしごハッチ」が四つん這いになった銅像がある。 『ハッチ公前』 なんというか、こうも贅沢にくだらない事をされるとうれしくなってしょうがない。 「映画秘宝」の三池監督インタビューによると、元々「ガッチャマン」映画化の打ち合わせの席で「ガッチャマンよりヤッターマンの方がイイですよ!」と、推して今回の映画となったそうだ。 編上映前に「キャシャーン」キリキリによる新作「GOEMON」の予告が上映されていたのだが、上記のような話を鑑みるとプロデューサーが「ガッチャマン」の企画をキリキリに持っていかなくて当に良かったなぁと安堵してしまう。これがキリキリなら待ってましたと「ガッチャマン」を黒ずくめの集団にし

    新しいジョーカーも深キョンで良いよ。「ヤッターマン」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
    nabeso
    nabeso 2009/03/09
    ぽちっとするために上にスクロールするのが面倒くさかった
  • Amazon.co.jp: 小説のストラテジ-: 佐藤亜紀: 本

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