タグ

科学哲学に関するnabesoのブックマーク (19)

  • 科学哲学には何が期待されていて何ができていないのか - まとまり日記

    『ダーウィンと進化論の哲学 (科学哲学の展開)』について評論家の山形浩生さんから厳しい書評をいただいた(リンク)。 すでに他の方が指摘されている通り、あの書評には個々の論文について指摘された「問題点」について事実誤認や的はずれのところがある。他の論文についてその著者のかたに譲るとして、わたしの論文について言うと、やまがたさんの一つのポイントは議論が哲学的ではないということだ。 わたしにとってこれは意外な点だった。というのは論文の謝辞で示唆したとおり、あのプロジェクトは元々留学中のゼミで発表したものが素材になっており、それがああいった形で論文になるには仲間の哲学者からの「おまえこのプロジェクト面白いよ」という励ましが必要だったからである。また、前のエントリで紹介したように「哲学=別の手段による科学の継続」、つまり哲学は「自然についてのわれわれの知識の増大」という目標を科学と共有しているという

    科学哲学には何が期待されていて何ができていないのか - まとまり日記
    nabeso
    nabeso 2011/07/26
    個人的には共同研究か交通整理、どっちかしかないと思うけど
  •  「ダーウィンと進化論の哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ダーウィンと進化論の哲学 (科学哲学の展開) 発売日: 2011/06/22メディア: 単行 書は「科学哲学の展開」というシリーズの第2巻で,日科学哲学会の手による論文集である.大きく二部構成になっており,第A部はダーウィンの学説にかかるもの,第B部は進化生物学にかかる科学哲学の論文と分けられている. A ダーウィンの哲学 巻頭の論文は内井惣七による「形質分岐の原理 ― ダーウィンとウォレス」 内容は,ダーウィンとウォレスの学説の先取権について様々な言説があるが,「分岐の原理」についてはウォレスにはなく,ダーウィンのみが主張しているので,仮に自然淘汰に主張についてダーウィンの先取権を認めないとしてもダーウィンのオリジナリティはあるのだというもの. 論文の中心は,ウォレスがサラワク論文,テルテナ論文でどのような論理構成を取っているかを吟味し,「分岐の原理」をダーウィンのテキストから導い

     「ダーウィンと進化論の哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    nabeso
    nabeso 2011/07/24
    あんまり乗り気じゃなさそうww
  • 2011-07-01

    科学哲学会編/横山輝雄責任編集 (2011年6月25日刊行,勁草書房[科学哲学の展開・2],東京,体価格3,900円,viii+308pp, ISBN:9784326101788 → 詳細目次|版元ページ) 執筆者の大半はすでに知っていて,講演を聞いたり論文を読んだりしたことがある.腹式呼吸の御大が50ページあまりも書いているとは知らなんだあ〜.目新しい収穫もいくつかある.William Whewell について論じた:青木滋之「19世紀イングランドの科学哲学 —— 自然選択説をめぐって」(pp. 87-104)や現代進化学側からの宗教攻撃について評した:木島泰三「現代進化論と現代無神論 —— デネットによる概観を軸に」(pp. 127-148),“エボデボ”と“エコデボ”の発展を科学哲学側から見た:戸田山和久「「エボデボ革命」はどの程度革命的なのか」(pp. 191-212)は一度

    2011-07-01
  • 科学社会学、STSでよく引用される研究者 - Standing Stone 別館の引越し先

    Social Studies of ScienceとScience, Technology & Human Valuesから作成(1995〜2006年末ごろ)。この2誌は、科学技術社会論(STS)・科学社会学のトップジャーナルです。 さすがに上位はみんな知ってるし、下の方でもそれなりに知ってるなあ。「社会学」という単一の存在がなくなって久しいが、「科学社会学」という単一の存在はまだあるのかも*1。 この人たちにどんどん解説をつけていって、科学社会学の教養をまんべんなく身につけていこうという(長期的)試み。 研究者名 引用回数 代表作 解説 LATOUR B 443 Science in Action(=『科学が作られているとき』) 科学(技術)とは、自然物・実験機器・先行研究・研究室組織・論理的説明などをうまく結びつけて、仲間を増やしていく作業であって、それ以外の何物でもない。 COLLI

    科学社会学、STSでよく引用される研究者 - Standing Stone 別館の引越し先
  • 翻訳のパラダイム

    奇妙な体験 インターネットのサイトに、クーンの『科学革命の構造』の翻訳に対する批判が紹介されていた(1)。9箇所にわたって原文と訳文、批判者の訳があげられていた。それを読んでいったとき、何かが変だと感じた。何が変だと感じたのか、具体例をあげて説明しよう。 (1)  URL  http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/Articles/kuhn-excerpts.html 原文 (p.148) (2) In the first place, the proponents of competing paradigms will often disagree about their list of problems that any candidates for paradigm must resolve.  Their standards or th

    nabeso
    nabeso 2010/08/07
    なんというか逐語訳といっても前置詞とか冠詞などの正確なニュアンスを訳出するのが目的なのではないんだね、ウチイ先生って
  • ブックワン BK1

    nabeso
    nabeso 2010/05/12
    こてこてだ
  • minaka

    三中信宏『系統樹思考の世界』書評 伊勢田哲治 書の志の高さ、視野の広さ、アブダクションや系統樹思考といった思考ツールの紹介といった美点についてはすでに他の書評等で言い尽くされているのでここで繰り返すことはしない。以下ではもっぱら、科学哲学を専門とする者として書を読んでいて気になった部分を列挙していく。他によい言葉がないので「書評」というタイトルにしているが、これはいわば書評というよりも「バグレポート」や「文法チェッカー」に類した性質のものである。したがって、否定的に見えるコメントが多かったとしても、それは書全体の意義や面白さを否定する意図で書かれているものではない。 「図形言語としての樹」と「系統樹思考」 「系統樹思考は私たちの理解を支援してくれる」(p.26)というのが書全体を貫くひとつの主張であると思われる。しかし、系統樹思考にどこまでが含まれるのかがはっきりしない。p

  • 別の意味で道徳と科学は別でないと困る :: Archives

    【業務連絡】  ここの運営方針は、私との職務関係を示唆する投稿内容を原則として削除するというものです。私との職務関係が無い他大学の方であれば、大学名や立場が分かる状況での投稿は差し支え有りません。 ここの管理者は、apj@水商売ウォッチングの中の人、です。引用部分を除く著作権及び内容についての法的責任はapj個人にあります。 広い意味での研究・教育活動の一環として運営しています。一応学外なので、以前のblogよりは雑談の割合が高くなる見込みです。  apj_yamagataを名乗る私の偽者が出没していますが、こいつは「ふま」「比ヤング」という有名な荒らしで、私とは全く無関係です。ご注意ください。「ふま」っぽい投稿は削除します。また、他人のハンドル詐称を平気でやるので、他所様のblogや掲示板でapjを騙っている可能性もあります。 ○研究室のサイト ○冨永研究室びじたー案内(水商売ウォッチ

    nabeso
    nabeso 2009/02/15
    id:complex_cat 適用されると困るネタだと、自然主義的誤謬を主張する社会生態学屋さんでも、自分の政治的主張にそう場合それを根拠に文化を否定するのは良くある話ですよ
  • http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~tiseda/index_japanese.html

    nabeso
    nabeso 2008/11/30
    伊勢田哲治氏のサイト。
  • Theories of Evolution and Ethics (内井惣七『進化論と倫理』Web版)

    Theories of Evolution and Ethics 進化論と倫理、世界思想社、1996(絶版)のpdf、ウェッブ版。

  • 隠岐さや香(1998)「コンドルセの科学思想」卒業論文

     目次 序 第一章 道徳・政治諸科学と社会数学 第一節 道徳・政治諸科学と社会数学の関係 第二節 社会数学の全体像 第二章 コンドルセの社会科学の内容とその性質 第一節 『多数決の蓋然性に対する解析の適用の試論』について 第二節 社会数学の認識論的基礎 第三節 選挙理論 1 『試論』執筆の目的及びその方法論について 2 投票集団の啓蒙度と議会の規模 3 複数候補からの一者選択 第四節 ベイズ主義的推論 第三章 コンドルセの科学思想の限界と19世紀への影響 第一節 『試論』にみられる社会数学の限界 第二節 社会数学・社会科学のその後 結語 付録 参考文献表 「序」へ My Worksへ戻る

    nabeso
    nabeso 2008/11/29
    ちゃんと読んでないけど、これが卒論か。末遅ろし
  • evolutionaly sociology(伊勢田哲治「社会学理論の進化的視点からの拡充をめぐって」)

    社会学理論の進化的視点からの拡充をめぐって 伊勢田哲治(名古屋大学) 提題要旨 長谷川氏や内井氏の発表にも明らかなように、近年の動物行動学の発展は、 人間の社会について、進化論生物学の知見がこれまで考えられていた以上に 適用可能である可能性を示唆しはじめている。発表では、今後社会科学、 とりわけ社会学の理論や方法がこの動きによってどう変わって行きうるかを 考えてみたい。ただし、このような「可能性」を問題とする場合気をつけなく てはいけないのは、社会科学者たち自身の問題関心を無視して、「社会科学は こうあるべきだ」と勝手なプログラムをおしつけてしまわないようにすることで ある。 近年社会学の理論は非常な多様化を示しており、相互に両立不能な理論を同じ 社会学者が場面によって使いわけることもあるようである。この多様化を社会学 が科学として成熟できない理由として挙げる社会学者もいれば、社会学者の

    nabeso
    nabeso 2008/11/27
    進化心理学にしろ社会生物学にしろ、研究の過程で発見されたという特徴の適応価を測定せずに自然選択云々言う奴が多いので興味は持てないけど、一応無熊
  • 偽科学発見テスト - finalventの日記(Sundaland 2008/12/05 07:49)

    以下のエントリは、当初「偽科学発見テスト」と題されていて、科学的な言説と非科学的な言説をどう考えるかという、一つのテストケースとして考えていました。 想定していなかったいくつかの契機があり、また私の考えも変わったので、その点については、書き改める予定です。 変化の経緯⇒Eijkman shared the 1929 Nobel Prize... - finalventの日記 以下は、それまでの過去の経緯として、ご関心のあるかたはその心積もりで参照してください。 ウィキペディアの以下の項目に含まれている引用部分は、極めて偽科学的説明である可能性が高い。科学的説明の逸脱とその理由を説明しなさい。 ⇒脚気 - Wikipedia 江戸時代の江戸では、富裕層のあいだで玄米に替えて精米された白米をべる習慣が普及し、将軍をはじめ富商など裕福な階層に患者が多かった。江戸時代末期には一般庶民も発症し、江

    偽科学発見テスト - finalventの日記(Sundaland 2008/12/05 07:49)
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • 科学とパラダイムのジグソーパズル - 赤の女王とお茶を

    どうもはてなでは定期的に科学論が勃興するみたいで、らしいなあと思いつつ、せっかくなんだからぐるぐる回るのではなく、らせん状でもいいので前進できればな、と希望的観測を掲げてみます。 ところで科学論の中で進化論と双璧をなす誤解の二大巨頭といえば、トマス・クーンに端をなす「パラダイム論」でしょう。 たとえば日の某批評家EAST氏は自称科学哲学出身らしいですが、このパラダイム論の典型的誤用である「何でも都合よく相対化ポストモダ〜ン」で突っ走っているようで、最近は見ていて痛々しいですね。 またEAST氏に限らず、科学批判や相対化の際にもっともよく使われる(そして間違えられる)議論だといってよいでしょう。 では来的なパラダイム論はどのようなものであるか? 科学をパラダイムで捉えるとはどういうことか。 簡単にですが解説してみましょう。 まず、こちらによると クーンによれば、パラダイムとは次の2つの特

    科学とパラダイムのジグソーパズル - 赤の女王とお茶を
    nabeso
    nabeso 2008/11/17
    「科学的発見はやはりデータから生まれるといえます。」いやまったく
  • 科学的根拠のある情報とは? - 「健康食品」の安全性・有効性情報

    科学的根拠のある情報とは? ある品 (もしくは品成分) が、わたしたちの体に対して有益 (あるいは有害) な作用を持っているという情報が、テレビや雑誌などを介して数多く流されています。それらの中には科学的根拠に乏しいものがあります。情報を適切に評価するため、「科学的根拠」を理解する上でのポイントをQ&Aとして下記に示しました。

  • 愛と苦悩の日記: ルーマン「機能と因果性」精読(2)

  • 愛と苦悩の日記: ルーマン「機能と因果性」精読(1)

  • 科学とは結論と権威の供給元なのかそこに至るプロセスなのか - アンカテ

    J-CAST ニュース : 週刊現代 NHK「捏造」で再反論 これについて、専門家(っぽい人)同士が、2ちゃんねる上でちょっとした論争をしていました。 http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176344607/ From: [370] 名無しさん@七周年 Date: 2007/04/16(月) 13:33:18 id:mHwMc1wa0 よくわからないが 「少数のデータで有意差が出ない」→「2群に差がない」 というのは今でも学会発表でよくやる手だよ 捏造じゃないけどグレーゾーンね。 From: [372] 名無しさん@七周年 <> Date: 2007/04/16(月) 13:43:14 id:u4Ez9ump0 >>370 そうそう。 この「ためしてガッテン」も母数が少なすぎる検証をやってる事自体が 当に大問題なんだよなあ。 サンプ

    科学とは結論と権威の供給元なのかそこに至るプロセスなのか - アンカテ
    nabeso
    nabeso 2007/04/16
    よいまとめ。現代がまぬけでFA
  • 1