「ヤフ!OFFに」――「BOOKOFF」で買い取り「ヤフオク!」で販売 ヤフー・ブックオフ提携の狙い(1/2 ページ) 「『ヤフ!OFF』になったつもりで“リユース革命”を起こしたい」――ヤフーの宮坂学社長は4月24日、中古書店「BOOKOFF」を運営するブックオフコーポレーションとの資本・業務提携を発表する記者会見でこう意気込んだ。提携で、全国の「BOOKOFF」店舗で買い取った商品を「ヤフオク!」で販売。BOOKOFFの在庫流通の活性化とヤフオク!の品揃えを強化し、中古市場として存在感を増すAmazonやフリーマーケット(フリマ)アプリに対抗する。 ヤフーはブックオフに合計約92億円出資。この資金を活用し、ブックオフが主体となり、リユース業界として国内最大級の物流センターを首都圏に開設し、中古品流通の拠点とする。今回の提携などを通じ、ヤフオク!は流通総額1兆円を、ブックオフは利益倍増を