栃木県内のメダカ生息地の調査・保護活動を行っている「メダカ里親の会」(会長=水谷正一・宇都宮大農学部教授)は13日、県全域で行った野生メダカのDNA分析調査で、国内でこれまで5地点8個体しか確認例がない「関東固有集団」の単独生息地を県内の3地点で発見したと発表した。 同会によると、同集団の単独生息地の確認は全国で初めて。他から隔絶されたまま太古からの集団を維持してきたとみられ、同会は「メダカの多様な遺伝資源の保存は県民の責務。生息地の保存や安易なメダカの放流禁止などを訴えていきたい」と話している。 調査は、2010年6月~11年3月、県内で野生メダカの生息が確認されている46地点のうち42地点で実施。各地点ごとに14~136匹からヒレの一部を採取し、DNAを抽出して、そのメダカが遺伝子系統上、どの集団に位置づけられるかを調べた。外見上は同じメダカだが、ミトコンドリアを解析することでどの系
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