太陽や月を本格的(天体観測的)に撮影しようと思ったら、レンズはカメラ用というより天体観測用に近いものになる。レンズでいえば35ミリ換算で2000ミリくらいは欲しい。そうすればかなり大きく撮れる。 かなりしっかりした三脚も必要だ。望遠になればなるほど「目的の被写体を中央に置いておく」のが大変になるから。前述のようなレンズは重いので、かなりしっかりした三脚じゃないと、構図を決めて、カメラから手を離した途端にレンズの重みでほんの少し傾いちゃう。ほんの少しだから普段は気にならないのだけど、1000ミリ相当以上の超望遠だとそのかすかな動きで被写体がフレームアウトしちゃうのだ。 それに太陽や月って「思ってるより動きが速い」。その上、直線運動じゃなくて、大きく弧を描いて動くので、上手に追いかけるのがなかなか難しい。天体観測・撮影用の「赤道儀」なら月の動きを自動的に追ってくれるものもある。 だがしかし、そ
