沖縄県竹富町の小浜島の海岸で、「SUP」=スタンドアップパドルボードのツアーに参加していた女性が沖合に流され、およそ14時間漂流したあと14日朝、40キロ離れた海上で救助されました。 石垣海上保安部によりますと、13日午後6時ごろ、竹富町の小浜島の細崎海岸で、大阪から観光に来ていて「SUP」のツアーに参加していた、いずれも27歳の夫婦と19歳のツアーガイドの男性の3人が強風で沖合に流されました。 このうち、夫と19歳のツアーガイドは自力で戻りましたが、妻はさらに沖合に流されました。 巡視艇やヘリコプターなどで捜索したところ、およそ14時間たった14日午前8時前、小浜島から南西におよそ40キロの沖合でSUPの上に乗って漂流しているのを見つけ、無事、救助しました。 妻にけがはありませんでしたが、軽い脱水症状があり、病院に搬送されました。 事故が起きた当時、強風と波浪の注意報が出ていたということ