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映画に関するmurashitのブックマーク (240)

  • ファントム・ジョーの正体に心当たりがある(違う人です)|江波光則

    「誰にでも誤解はあるし予想が外れることだってある」という物語に寄り添った考え方があり「また気まぐれで伏線みたいなもの無視したの面白くて仕方がない」というあくまで客目線としての接し方というものがあり、それは普通、肯定と否定にきっちり分けられるものなのだが、世の中にはそれをごった煮にして勝手なカオスを作り上げるという楽しみ方をされる作品もあります。馴れが必要ですがそういう楽しみ方もあります。 あいつだと思ってたのに「誰?」って人だった。あんな思わせぶりなこと言っておいて、それ? 天気予報の精度が上がったとは言え外れる時は外れます。 それはそうと、また時間が空いたこともあり「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」をまたIMAXしか時間的に合わなかったこともあり、なんとなく映画の値段として納得いかないような金額で鑑賞した訳だが「ミュージカル仕立てということだし音響が充実しているということは良いことではない

    ファントム・ジョーの正体に心当たりがある(違う人です)|江波光則
  • 『千年女優』をあと何度も観直すためのいくつかのメモ。 - ななめのための。

    ???「千年女優を見たことがない? 初恋を経験したことがないならそれでいいけど」 【※】記事はアニメ映画『千年女優』のネタバレを多数含みます。未見の方はご注意ください。 タイトルコール。ビデオの巻き戻しから入るのが示唆的である。 2月に再上映がなされていたために映画館ではじめてみて(DVDなどではたくさんみていた)、いやいや~、映画ってほんとうにいいものですね~~というノリで「『千年女優』を誤読する。」ブログを書きたかったのだが、いろいろあって予定がはちゃめちゃになったり、体調が崩れたり、そうしているうちにテンションが落ちたり、論旨がまとまらなかったりしたので、メモのまま放流します。誤読の責任は取りません。よしなに。 ラストの台詞について 多くの人が(たぶん)指摘しているように、千代子の結論はどこか自己充足的であり、他者を必要としないまま終わってしまう。これに対して過去さまざまな考え(時

    『千年女優』をあと何度も観直すためのいくつかのメモ。 - ななめのための。
  • 「窓ぎわのトットちゃん」と1%の寓話|江波光則

    こんな話がある。 某バイクメーカーが「あなたのところのオートバイユーザーは【悪い人たち】ばかりが乗っている」と言われた。それにバイクメーカーはこう返した。 「そういう【悪い人たち】はユーザー全体の1%に過ぎない」 それを知った【悪い人たち】は自らを「1%er(ワンパーセンター)」と称して、そういうパッチを造り、メーカーへの面当てとして背中に貼ったりした。【悪い人たち】なりの意趣返しであり諧謔を含んだ皮肉である。 1%という言葉に、統計的な意味は無い。 そもそも統計など取っていないだろうし、取れない。 【悪い人たち】の線引きが判らないからだ。 だからといって迂闊な線引きをすれば差別とも受け取られかねない。というかもう、これは露骨さを回避しただけの「差別」の領域だろう。 メーカー側がユーザーをこのように「差別」するのは、当に【悪い人たち】の占有率が高く、ブランドイメージの払拭・反論として「1

    「窓ぎわのトットちゃん」と1%の寓話|江波光則
  • 科学者の見る小さな世界と科学の大きな影響~『オッペンハイマー』(試写、ネタバレあり) - Commentarius Saevus

    クリストファー・ノーラン監督の新作『オッペンハイマー』を見てきた。 www.youtube.com 物理学者で原爆開発の立役者のひとりであるJ・ロバート・オッペンハイマー(キリアン・マーフィ)の伝記映画だが、全人生はカバーしていない。オッペンハイマーが若手研究者として頭角を現し始めたくらいから始まり、ルイス・ストローズ(ロバート・ダウニー・Jr.)が商務長官就任を却下されるところまでで終わる。この終わりはいったいオッペンハイマーの人生にどういう関係が…と思うかもしれないのだが、実際に見ると極めてきれいに着地している(ここも面白いのだが、あんまりネタバレすると良くないのでこのレビューでは割愛する)。 まず、序盤でけっこういやな気持ちになることを覚悟したほうがいい…というか、オッペンハイマーがロスアラモスにマンハッタン計画のための科学者村を作り、原爆の実験を成功させるまでが、まるでむちゃくちゃ

    科学者の見る小さな世界と科学の大きな影響~『オッペンハイマー』(試写、ネタバレあり) - Commentarius Saevus
  • https://proxia.hateblo.jp/entry/2023/06/25/080937

  • TARの足と才能について - 節電で死んだネオンサイン

    映画『TAR/ター』を観て、まだ映画館でやっていてよかったと思った。 gaga.ne.jp エンドロールから始まるところで男性の声がして、「自然な感じで歌ってごらん」的なことを言っていた気がする(何しろ3時間近くあり、最初の方のセリフや声の質感までは覚えられなかった。大概オペラは3時間とか4時間とかあって暗譜しなくてもいいとはいえよく振れるものだと思う)。女の子の歌う声がして、ちょっと緊張に由来しているような喉の苦しさと音程のブレがある。終わるとターが立っている。もう苦しそうであり、人間の苦悶に満ちた表情と仕草のバリエーションの豊富さがあらためて確認され、この人はもうすでに大変な状態にあるんだなと思う。 素晴らしい対談シーンのことを映画が終わった後で思い出してみると、(『トリビアの泉』を観ていた世代には常識であろう)リュリのエピソードがあった。初の独立した指揮者リュリは杖で指揮をしていた。

    TARの足と才能について - 節電で死んだネオンサイン
  • マリオ、マリオマリオマリオ - わくわく練習帳

    交遊範囲が広いね、と言われることがある。 あんまり考えたことはなかったけど、客観的に見たらそうかもしれない。大学時代の友人と遊んだり、市内で小説を書いている人と遊んだり、朗読のイベントに出かけたり。前の職場の人たちとも結構ひんぱんに会っている。じつのところ私の余暇は、そういう時間にほとんど使われている。私に成すべきことなんてそうないのだ。誘われたら遊びに行ってしまう。 そういう今からしたら想像もできないことかもしれないが、私はあまりひとと遊ばない子供だった。そもそも他の子どもとあまり会わない生活をしていた。 私の家は、3親等以内全員公務員か教師をしていた。”公”の稼業のおそろしいところは、うちの評判=学校や自治体への評判になることだ。つまり、他所様にはどんな暮らしをしているのかあまり知られたくないというものである。おそらくそういうわけで、ほかの子どもたちとうかつな交流をしてほしくなかったの

    マリオ、マリオマリオマリオ - わくわく練習帳
    murashit
    murashit 2023/05/02
    PCを「分身」じゃなく「守ってくれる(肩代わりしてくれる、導いてくれる)存在」として捉えられるの、自分にとってはけっこう発見だ(あと、おれもはじめての漫画単行本はスーパーマリオくんだ)
  • 『花束みたいな恋をした』感想|kqck

    https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09Q45C2D8/ref=atv_dp_share_cu_r 「自分は "世間" よりも一段センスの上の趣味を持っている人間だ」とか、「自分とまったく同じ趣味のひとと出会えたらなぁ」とかいった思いは多くのひとがいくらかは抱いたことがあるだろう。その頻度や、現在進行形で抱いているか否かはそれぞれだとしても。 『花束みたいな恋をした』は、そんな、ありふれた幼稚な観念をそのまま映画というフィクションのなかで現実化してみたところから始まる。だから、麦と絹は、お似合いのカップルというよりは、ほとんどドッペルゲンガーみたいなもので(作の類似作に、例えば『ファイト・クラブ』などがある。だからあのときふたりは同じを履いていたんですね~)、したがってこれは恋愛映画というよりは、自分自身と付き合って破局する話だった。 ふ

    『花束みたいな恋をした』感想|kqck
  • 優しいが易しくはない映画~『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 - Commentarius Saevus

    金子由里奈監督『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を見てきた。同名の原作の映画化である(かなり前だが小説も読んだことがある)。 www.youtube.com 恋愛をしたい気持ちがない七森(細田佳央太)は立命館大学(と思われる)に入学し、ぬいぐるみサークルに入る。ぬいぐるみサークルはぬいぐるみを作るサークルと名乗っていたが、実はぬいぐるみに話しかける人たちのサークルだった。七森はぬいぐるみサークルで活動しつつ、同じサークルメンバーの白城(新谷ゆづみ)と付き合ってみようとするが… アセクシュアル・アロマンティックで伝統的なジェンダーロールにも馴染めない七森を中心に、ぬいぐるみとの話を通して見えてくる傷つきやすい若者たちを描いた作品である。七森は他の人たちが恋愛をしているのを見て、自分も恋愛をしたほうがいいのでは…と思い、ぬいぐるみサークルの中ではずいぶんと社交的な白城と付き合ってみるのだが、

    優しいが易しくはない映画~『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 - Commentarius Saevus
  • インディー・ジョーンズ シリーズという、最高の乗りもの乗り継ぎ映画 - 蒼ざめた犬

    今年の6月に新作が公開されるし、なんかインディー・ジョーンズのシリーズを観返したくなって、4作観返してみた。 昔から結構好きで、テレビのロードショーで何度も観たし、「クリスタルスカル」は公開されてすぐ観に行った。一応、映画で観るのは「クリスタルスカル」が最初な世代ではある。個人的に観に行った「クリスタルスカル」が一番微妙な評価ではあったのだが、今回観返してみるとそうそう悪いものではない気はしてきた。というか、シリーズ的には水準作なんじゃないだろうか。 観返した個人的な評価としては「最後の聖戦」≒「失われたアーク」>「魔宮の伝説」≒「クリスタルスカルの王国」くらいな感じだ。どれもそこまで差はない。 ただ、ちょっと差がついてるのは個人的な映画内での“乗り物”の面白さによる。 インディージョーンズの面白さはどこにあるのだろう? ジョーンズ一行が訪れるエキゾチックな街並みや遺跡のたたずまいだろうか

    インディー・ジョーンズ シリーズという、最高の乗りもの乗り継ぎ映画 - 蒼ざめた犬
    murashit
    murashit 2023/03/30
    これすごいわかる
  • 「愛は負けるが親切は勝つ」 - イチニクス遊覧日記

    昨年末、毎年今年の映画を話す会をやってる友人たちと「次はエブエブで会おう」という約束をしていたのが叶って、公開した週末に一緒に観に行くことができた。 3人一緒に映画をみるのはなんと「エターナルズ」ぶりで、すごく昔のことのようなのに、あれもすでにコロナ禍だったんだと思うと時空が歪んでいるような気分になる。 さらに、この日は友人がバルトに予約をとってくれたんだけど、私が新宿で映画を見るのはなんと3年ぶりだった。 コロナ禍前は新宿バルト9や新宿TOHOは行きつけの映画館だった。仕事帰りに寄ることも割とあった。 しかし、この3年で都心から足が遠のいたこと、さらには引っ越してからは立川方面を向いて生活することが増えた(なにしろ映画館がたくさんある)こと、そして文鳥を飼い始めたのであまり夜に出歩かなくなったこと(文鳥の安眠のために出歩くのであればそれなりの準備がある)で、すっかり新宿から足が遠のいてし

    「愛は負けるが親切は勝つ」 - イチニクス遊覧日記
  • L'eclat des jours(2022-06-26)

    _ 犬王 豊洲で犬王。なんかやたらと周りで評判が良いので観てみるかと思った。時代劇好きだし。 という程度の知識で観に行ったら、とんでもない(良い意味で)作品だった。物語はシンプルなのに、すさまじく重層的なテーマで一度観ただけではもったいないのでもう一度行こうと思っているうちに時間がたってしまった。 現代の都市の一角から物語は始まり、すぐに壇ノ浦に二位の尼と安徳天皇もろとも天叢雲剣が沈んだのを(この作品では天叢雲剣を納めた櫃に尼と天皇をくくりつけたことになっている)手に入れたい足利将軍の意向により壇ノ浦に武士が派遣される背景の説明となる。 壇ノ浦では素潜り少年(友魚)が父母と暮らしている。父親はこのあたりの漁師の統領らしく派遣された武士が談判している。少年は思い当る節があるので父親に合図をし報酬を受けさせる。 漕ぎだした舟から潜った少年は見事櫃を引っ張り出し天叢雲剣を手に入れる。父親が抜くと

  • 「マイスモールランド」感想 - アオヤギさんたら読まずに食べた

    「マイスモールランド」2022年5月6日公開。 日で暮らすクルド人2世の17歳の少女、サーリャ。彼女は約10年前に、国とを失った父に連れられ日へとやってきた。サーリャはクルド語と日語を話せるが、父は日語はネイティブではなく、妹と弟は逆に日語しか話せない。 一家は難民申請を行なっていたが、ある日申請が不認定となり、在留ビザも取り消されてしまう。一家は「仮放免」の状態となり、就労が禁じられることに。サーリャには「小学校の先生になる」という夢があったが、在留資格がなければ学費や生活費を稼ぐこともできず、またビザがないと入学が許可されない大学も多い。さらに在留資格を失った状態では、入管の許可なく県外に出ることもできない。「マイスモールランド」とは、県境が国境となり、埼玉が「国」となったサーリャたちの状況を(一義的には)示している。 絶望が募る中、父マズルムの就労が発覚し、入国管理局に収

    「マイスモールランド」感想 - アオヤギさんたら読まずに食べた
  • 三原則の向こう側――『アイの歌声を聴かせて』が『イヴの時間』から受け継いだもの - ななめのための。

    記事は『アイの歌声を聴かせて』および『劇場版 イヴの時間』ブルーレイディスク特典ブックレットのネタバレを含みます。 未来、たぶん日。 ”ロボット”が実用化されて久しく、 ”アンドロイド(人間型ロボット)”が実用化されて間もない時代。 ――『イヴの時間』 〈未来は、意外と近くにある〉 ――『アイの歌声を聴かせて』 吉浦康裕監督が新作を――それもAIもの――ということで『イヴの時間』を想起した人はすくなくないと思います。作り手側にもそれを意図したのかは定かではありませんが、ポンコツAIことシオンが教室で黒板に書いた名字は「芦森」ですし、主人公サトミの家の近くのバス停は「潮月」海岸で、どちらも『イヴ』の重要人物の名前と共通しています。加えて『イヴの時間』と『アイの歌声』、どちらもカタカナ+の+漢字~とつづくタイトルです。さすがにこれは穿ち過ぎな見方かもしれませんが*1。 とはいえ、精神的な

    三原則の向こう側――『アイの歌声を聴かせて』が『イヴの時間』から受け継いだもの - ななめのための。
  • 『Sonny Boy -サニーボーイ-』と『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』~あたまの漂流 - 村 村

    この頭は年がら年じゅう漂流していて、よるべない木の葉ぶねのようなものだが、それだけに漂流譚や漂着譚が好きである。 ――という書き出しではじまるのは、中野美代子『あたまの漂流』だが、私の頭もこの頃は漂流、いや難破を繰り返してばかりで考えがまとまらない。しかし、まとまらないなりに考えたことを記録に残しておくのもよいかもしれないと思ったのであった。 ※『Sonny Boy -サニーボーイ-』と『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』についてバリバリのネタバレ有。 あたまの漂流 作者:中野 美代子 岩波書店 Amazon 『Sonny Boy -サニーボーイ-』 そもそも最終回は何が言いたかったの? 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 もしかして、この2作品って似てる!? 『Sonny Boy -サニーボーイ-』 2021年夏アニメの中でも、漂流を題材にしたあるアニメが話題に

    『Sonny Boy -サニーボーイ-』と『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』~あたまの漂流 - 村 村
  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開 再延期のお知らせ

    初めに、この度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。また、今現在も対応に当たられている医療従事者、その関係者の皆様へも感謝と敬意を表します。 この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況、並びに日政府による緊急事態宣言の発出という事態を重く受け止め、慎重に検討を重ねて参りました。 その結果、感染拡大の収束が最優先であると判断し、2021年1月23日(土)に向け進んでおりました、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開を自粛し、再延期を決定いたしました。 なお、新たな公開日は皆様が安心して作をお楽しみいただける時期を、慎重に検討中でございます。楽しみにしていただいている皆様には、再びお待たせしてしまう事となり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。 今後の公開予定に関しましては、決定次第、速やかに『エヴァンゲリオン

    『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開 再延期のお知らせ
  • 「ミッドサマー」vs「かんかん橋をわたって」 - 漫画皇国

    映画の「ミッドサマー」と漫画の「かんかん橋をわたって」を戦わせたらどちらが勝つのか?誰でも一度は考えたことがあると思います。なぜならこの2つには強い共通点があり、その比較を考えてしまいやすいからです。 ミッドサマー スウェーデンに独特の文化を持つホルガ村がある 主人公はそこの祝祭に招かれる 独特の文化との間に困惑が起こる その中で恋人への不信感が発生 主人公はそこに居場所を見つける 9という数字の持つ意味が最後に分かる かんかん橋をわたって 日に独特の文化を持つ川東という地域がある 主人公はそこの家に嫁入りする 独特の文化との間に困惑が起こる その中で夫への不信感が発生 主人公はそこに居場所を見つける 9という数字が持つ意味が最後に分かる どうでしょうか?このように都合よく単純化するとおどろくほど似ていますね? そして、この2つの作品には大きな違いがあります。ミッドサマーでは主人公は文化

    「ミッドサマー」vs「かんかん橋をわたって」 - 漫画皇国
  • 何かを語ることの難しさ、あるいは『ジョーカー』から見る社会反映論の落とし穴 - 真っ白な館

    とある記事に対するはてブでこうコメントした。 ジョーカー、「彼が狂うのには理由があったんだよ」と「狂っているやつは最初から狂っているんだよ」の両方を提示してるのが巧妙で、どちらか片方の立場でのみ共感すると落とし穴が待ってる映画だと思う。 要点はこのコメントで事足りるけれど、書きあぐねていた感想をアウトプットできそうなことに気づいたのでもう少し筆を割く。 wwws.warnerbros.co.jp 公開翌日に『ジョーカー』を観に行ったのだけれど、すぐに感想をまとめることができなかった。それは業の忙しさとか、読み物仕事にまつわるあれこれでまとまって文章を書くことにストレスを感じていたといった様々な事情もあったけれど、一番の理由は「何を言っても的外れになるのでは」という危惧だった。 観に行く前から、『ジョーカー』の予告は何十回と観た。なにせ、「あの」ジョーカーだ。二一世紀の日でなら『ダークナ

    何かを語ることの難しさ、あるいは『ジョーカー』から見る社会反映論の落とし穴 - 真っ白な館
  • 『シン・ウルトラマン』映画化に関するお知らせ

    この度、2021年公開予定、映画シン・ウルトラマン』の制作が発表となりました。 樋口真嗣監督率いる樋口組に、庵野秀明が企画・脚として参加いたします。 なお、脚検討稿は2019年2月5日に脱稿、庵野は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の完成後、樋口組に格的に合流する予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。 製作:(株)円谷プロダクション、東宝(株)、(株)カラー 配給:東宝(株) 公開時期:2021年予定 お問い合わせは東宝株式会社までお願いいたします。 弊社からはご返信いたしかねますのでご了承下さい。 NEWS RELEASE – A NEW FILM “SHIN ULTRAMAN” Tokyo, August 1st 2019 – A new film production of “SHIN ULTRAMAN” was publicly announced today. The

    『シン・ウルトラマン』映画化に関するお知らせ
    murashit
    murashit 2019/08/01
    なるほどね
  • 公開範囲:だれでも | @kakari01さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)

    プロメア観てきたんですけど、中島かずきさんが「『差別を受ける者との共生』という自分にとってのテーマの集大成」と仰っているのを踏まえた上での雑感です。酷評に近いので注意して下さい。(ネタバレあり) 『プロメア』を観てきた。 劇場で予告版を目にしたときから気になっていた映画である。 予告で流れていく映像を観ながら「キルラキルっぽいなー」と思っていたが、制作者陣が同一と知って俄然見る気になった。私は周囲の熱狂を余所に「グレンラガン」も「キルラキル」も観ていないのだ。映像や演出の格好よさに気を引かれつつも、横目で眺めるだけで終わっていたアニメの制作者陣が映画を作ってくれるというのだから、観ない手はない。 そして意気込んで鑑賞してきたわけだが、結果的にいま寝込んでいる。 正しく言うと、映画の中盤からもう寝込んでいた。 鑑賞から三時間経った今、頭にのぼった血を冷やすために額に冷えピタを貼ってこれを書い

    公開範囲:だれでも | @kakari01さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)