Joomla! の脆弱性として報告された、リモートから任意のコードを実行可能な脆弱性(CVE-2015-8562)に関する調査レポート 概要 Joomla! に、リモートより任意のコードが実行可能であると報告された脆弱性(CVE-2015-8562)の攻撃コードが発見されました。 この脆弱性は、Joomla! にリモートから入力される PHP オブジェクトの検証処理に欠陥があり、PHP オブジェクトインジェクション攻撃を行うことが可能です。このため、リモートから任意の PHP コードを実行することが可能とされていました。 当初(2015年12月15日)、Joomla! の公式サイトではJoomla! の脆弱性としてこの脆弱性の修正版であるバージョン 3.4.6 をリリースしました。その後、2015年12月21日に、この脆弱性の根本的な原因は、PHP の脆弱性(CVE-2015-6835)で