メールやスケジュール、ドキュメント管理などのさまざまなシステムがSaaS(Software as a Service)になり、多くの企業で日常的に利用を始めています。このようなSaaSを利用する場合、ログインのアカウントとパスワードが既存システムと異なっているとユーザーの利便性が下がり、情報システム部門の管理負担も大きくなってしまいます。 そのため業務でのSaaS導入において、既存のID管理システムで管理しているアカウントとパスワードによるログイン、つまりシングルサインオン(SSO)とアカウント/パスワードの一元管理ができることが望まれます。さらにセキュリティの観点からは、SaaSへのアクセスを特定の経路のみに限定する、特定のデバイスのみに限定する、といったことも必要となります。 本連載では、このような問題を解決できる「Windows Server 2016 Active Director
