「試合後、日本のファンの方からユニホーム交換を申し込まれて、喜んで受け入れた。サイズはちょっと小さいのだけれど(笑)、ありがたく受け取ったよ。今日の試合後も、日本の観客から、たくさんの拍手と激励をいただいた。私は5歳からサッカーを始め、37年間サッカーに携わってきたが、今回の日本での経験が最も感動的で素晴らしい瞬間だった。FIFA(国際サッカー連盟)、そして日本全国の方々にお礼を申し上げたい」 U−20女子ワールドカップ(W杯)の日本対スイスの試合後、スイス代表を率いていたシュベリー監督は日本のファンと交換したジャパン・ブルーのユニホーム姿で、このように感謝の言葉を述べていた。このエピソードについては、先のコラムでも触れているので、これ以上の引用は控えるべきだろう。それでもあえて引っ張ってきたのは、「U−20女子W杯盛り上げ隊」(以下、盛り上げ隊)が果たした、最も具体的な成果について強調