【シリコンバレー=白石武志】米電気自動車(EV)大手のテスラは9月30日、ヒト型ロボット「オプティマス」の試作機を披露した。世界の人口減に警鐘を鳴らすイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の指揮で2021年に開発が始まった。マスク氏は将来的な価格は2万ドル(約290万円)未満を想定する。自社のEV工場などで活用して労働力不足の解消につなげる構想を示した。「きょうの実演のために、開発チームは信
絵本「ウォーリーをさがせ!」のページを見て数秒でウォーリーを見つけ、シリコン製の“手”で指し示すロボット「There's Waldo」を、米クリエイティブエージェンシーのredpepperが開発し、公式YouTubeチャンネルで8月8日にその動画を公開した(記事末に転載)。 「ウォーリーをさがせ!」(原題:Where's Wally?)は英国イラストレーター、マーティン・ハンドフォード氏による1987年発刊の絵本。米国では主人公ウォーリーの名前がウォルドー(Waldo)になっている。 このロボットは、頭脳は「Raspberry Pi」、アーム部分は中国UFACTORY製の「uArm Swift Pro」(シリコン製の手の製造元は不明)。 アームの先端に米Googleが提供する「AIY Vision Kit」が取り付けられており、このカメラでページを撮影し、コンピュータビジョンライブラリの「
生きた筋肉組織を利用して人間の指の動きを模倣するロボット。(2018 Shoji Takeuchi, Institute of Industrial Science, The University of Tokyo) 人間と機械の境界はどんどん曖昧になってきている。東京大学の研究チームが、ロボット工学にラットの筋肉組織を用いる新しい手法を開発した。 ロボット工学の専門誌『Science Robotics』に発表された論文によると、この「バイオハイブリッド」ロボットは人間の指の見た目と動きを模している。動画では、ロボットが関節を曲げ、輪を引っ掛けて持ち上げ、下に置く様子を見ることができる。一見、簡単そうな動作だが、より進んだ、生物に近いロボットを作るための基礎になると研究者らは言う。(参考記事:「私はこうして「世界初の公認サイボーグ」になった」) 論文を執筆した東京大学生産技術研究所教授の竹
【2月10日 AFP】馬の毛と粘着質のゲルでコーティングされた小型のドローン(無人機)が、作物の受粉を助け、世界的なハチの生息数減少を穴埋めする一助となるかもしれないとする研究論文が9日、日本の研究チームによって発表された。 米化学誌「ケム(Chem)」に掲載された論文によると、この超小型ロボットは、同分野での実用化にはまだほど遠いが、病気や気候変動を原因とするハチの減少に対し部分的な解決策を提供できる可能性があると、研究チームは述べている。 論文の主執筆者で、産業技術総合研究所(AIST)ナノ材料研究部門(Nanomaterials Research Institute)研究員の都英次郎(Eijiro Miyako)氏は、今回の発見は農業やロボットなどさまざまな分野で応用することができ、人工授粉機の開発につながれば、ミツバチの減少がもたらすさまざまな問題への対応に寄与することができるとし
「会いたい人に、会いに行く!」第14弾は、大阪大学大学院情報研究科教授で、サイバネティクス研究の第一人者である前田太郎教授に、電通イベント&スペース・デザイン局の日塔史さんが会いました。東大の学生時代から、さまざまな科学・人文領域の研究を横断しながら、人間への興味とAIへの興味を融合させてきた、その思考、試行のプロセスに迫ります。 取材・編集構成:金原亜紀 電通イベント&スペース・デザイン局 動くシステムとしての「人」をつくりたい 日塔:私が電通で所属しているのが、イベント&スペース・デザイン局エクスペリエンス・テクノロジー部という所で、テクノロジーでイベントや空間での体験を拡張していくことを研究しています。 個人的にもそういう興味が強く、テクノロジーと人間の感覚との関係に関心があり、先生の記事や論文を幾つか拝見してお会いしたいと思っていました。特に前田先生の「前庭電気刺激」(注1)によっ
神奈川科学技術アカデミーと東京大学などの研究グループがこのほど、蚊の嗅覚を利用した「においセンサー」を搭載した移動型小型ロボットを開発した。人間の汗のにおいを感知できることから将来災害現場などで活用できるという。 神奈川科学技術アカデミー(神奈川県川崎市)と東京大学生産技術研究所、住友化学の研究グループは、蚊の触角にあり人間の汗のにおいを感じる嗅覚受容体に着目。この嗅覚受容体を人工的に合成、さらに人工細胞膜に組み込んでにおいセンサーを作成した。汗のにおい成分を検出すると膜の導電率が変化して電気的な信号が流れる仕組みで、このセンサーを小型の無線装置が装着されたロボットに搭載した。 研究グループが、開発した小型ロボットの周辺に汗のにおい成分(オクテノール)を漂わせると、においセンサーが反応してロボットも駆動したという。同グループは、視界が悪い土砂崩れなどの災害現場で人間のにおいを感知して不明者
“手先が伸びて縮むだけ”のロボットが、「在庫ゼロ」になるほど売れている理由:水曜インタビュー劇場(ロボット公演)(1/7 ページ) 「ロボット」と聞いて、どんなモノを想像するだろうか。AI(人工知能)が搭載されていたり、複雑な動きをしたり、人間ができないことをしたり――そんなことを思い浮かべる人が多いかもしれないが、“手先が伸びて縮むだけ”のロボットが、各方面から注目を浴びているのだ。 そのロボット名は「CORO(コロ)」。2007年に創業したライフロボティクスというベンチャー企業が、今年1月に発売した。「コロ」の映像を見る限り、失礼ながら「地味」という表現がよく似合う。ベルトコンベアに運ばれてくる商品をつかんで、それをケースの中に入れるだけ。一連の動作からは、「革新」「先進」「未来」といった言葉が浮かんでこない。 しかし、である。発売後、すぐに注文が殺到。トヨタ自動車、オムロン、吉野家、
It turns out the space industry has a lot of ideas on how to improve NASA’s $11 billion, 15-year plan to collect and return samples from Mars. Seven of these… When Bowery Capital general partner Loren Straub started talking to a startup from the latest Y Combinator accelerator batch a few months ago, she thought it was strange that the company didn’t have a lead investor for the round it was raisi
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
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