「QUIC-based UDP Transport for SSH」という提案が提出されています。 トランスポートプロトコルとしてQUICを利用することで、様々な恩恵を受けることが出来ます。 ユーザランドでコネクションが管理されるため、TCPとは異なりOSレイヤのでコネクション切断の影響をうけない IPアドレスが変わっても接続を維持できる(コネクションマイグレーション) 経路上の第三者による切断に耐性がある(QUICでは通信の切断にも鍵が必要) 個人的にも、SSHがQUIC上で動作することで切断しづらくなることを期待しております。 それでは、この仕様についてざっと見ていくことにしましょう。 ただ、まだまだこれから議論がされる提案仕様ですので、設計は大きく変わるでしょう。 QUIC-based UDP Transport for SSH の概要 QUICは内部的にTLSハンドシェイクを行って
![QUIC for SSH の提案仕様が出たよ - ASnoKaze blog](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e9f1ef79e454c5a2cb1613b5867e059479581927/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffanyv88.com%3A443%2Fhttps%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FA%2FASnoKaze%2F20200709%2F20200709010023.png)