北陸を中心に大雪の被害が続いている。37年ぶりの豪雪に見舞われた福井では、交通網が寸断され、鉄道の運休が相次いだ。雪は8日も降り続ける予報で、引き続き警戒が必要だ。 積雪が140センチを超えた福井市内では50代の男性が、雪に埋もれた車の中で一酸化炭素中毒とみられる症状で死亡したほか、除雪中の転倒による負傷者も続出した。福井県内では学校の休校が続き、コンビニなどで品不足も出始めている。 政府は自治体への除雪費用の支援を表明した。自治体の人手には限りがある。現地の声に耳を傾け、人とモノの援助にきめ細かく対応してほしい。 今回も、最近の大雪でみられる車の立ち往生が起きた。 福井、石川県内を結ぶ動脈の国道8号では、一時約1500台の車が動けなくなった。最初に1台の車が脱輪するなどし、後続車の前後に雪が積もっていった。国土交通省は立ち往生する車を監視カメラで見つけると、通行止めにして車の除去に向かう
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