受験シーズンまっただ中。そんなタイミングで山梨県にキャンパスを構える昭和大学医学部に関する“受験問題”が話題になっている。 同大学の医学部にも設けられた山梨県の“地域枠”の出願者に、誓約書を書かせたというのだが――。 医学部の“地域枠”とは 「医学部の“地域枠”とは、医師不足が深刻な地域で設けられる制度であり、卒業後も決められた年数は大学のある地域で働くことを条件に出願が許される取り組みです。 地域枠では、奨学金などの金銭面のサポートもあるので、裕福でない家庭でも受験しやすいんです。一般枠と比べると、合格最低点を低く設定している大学もあるようです」(全国紙記者、以下同) 昭和大学での山梨県の地域枠による受験実施は、今年が初めてだった。 「昨年は新潟県、静岡県、茨城県において、地域枠を用いた試験が行われており、倍率は12〜13倍程度でした。今年の地域枠というと、山梨県以外では1次試験の合格者
