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WTO決裂については今日の新聞各紙社説がそれなりにうまくまとめているし、こうした正論が新聞に書けている時代はまだいい、ということで、というか、たぶん今回のWTOは決裂以降が問題なわけなので注視しつつこの話題はブログではパス。で、雑談。 先日のエントリ「極東ブログ: [書評]グーグルに勝つ広告モデル(岡本一郎)」(参照)だが、読後はよくわからなかったのだが、避暑がてらというのと、オリンピック騒ぎを逃げるために、DVDの映画とか古書とかを探しに街に出て、なるほどね、同書にあった過去コンテンツが現在のコンテンツと競合するっていうのは、けっこうアリなかと実感した。過去コンテンツがここまで膨れあがった文明っていうのはなかったわけだ。頭ではわかっていたけど、どうにも実感としてついてこれないでいたが、なんだかようやくわかってきてぞっとするものがあった。 蔦屋に行ったら巨人の星が全巻ある。私が見たことない
When a thing has been said and well, have no scruple. Take it and copy it. -- Anatole France ※いまのところのこのたんぶらで扱ってく話題についてはこの辺を 、生態についてはこの辺をご覧ください 不可能性の時代 あるいはネタベタ時代のサバイブ論(仮) m_um_u: 「不可能性の時代」読んでるとアキバ事件に言及したくなるのも分かるな。つか、サバイブ論との関係とか [http://twitter.com/m_um_u/statuses/872605910] m_um_u: 「飽食の時代のサバイブ」と言ったとき「平坦な戦場で生き残ること」が頭に浮かぶけどアキバ事件みても分かるようにそれだけじゃない感じ。実存の希薄問題ってのは基層にあるのだろうけど [http://twitter.com/m_um_u/st
昭和30年代vsポストモダン―定常型社会への回帰 昭和三十年代主義―もう成長しない日本 作者: 浅羽通明出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/04メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 181回この商品を含むブログ (60件) を見る オビ裏には「日本人が昭和レトロ・ブームにハマったのには理由があった!」と煽ってあるが、この本においては昭和30年代レトロブームの分析は単なる入り口でしかない。基本的にこの本は様々な映画、小説をアナロジーにした「昭和30年代的社会/個人」と、「ポストモダン的社会/個人」*1の対立で論が進んでいく。 昭和30年的社会/個人 「Always 三丁目の夕日」に代表されるような社会。定常的社会とも呼ぶ。 社会全体のスケールが小さく、人々は自分が認知出来る範囲の生活空間の中だけで生きていた。 不便ではあったが、ゆえに人々は様々な「必要」に縛られ、その「必要」
村上隆がまた話題になっているので、俺は何度だって言ってやる。何度だってだ。 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1128134.html 2006年の村上隆の著作権絡みの事件は、村上隆の「価値」に致命的な大ダメージを与えたはず。その上で、まだこんな茶番が繰り広げられているのであれば、それは「現代芸術」「ファインアート」「芸術批評」の力は、絶対的に消滅してしまったのだと理解せざるを得ないよ。それとも、海外には伝わってないのかなあ。 http://www.hirokiazuma.com/archives/000214.html この件に関する、東浩紀のコメントは非常に判りやすかった。僕も、村上隆はいけ好かないやつだし(それでバイアスかかってるかもしれんよ、それはすまん)、作ってるものにも全く共感できない、けれども、サンプリング〜パロディを「批評(そ
自分探しが止まらない (ソフトバンク新書) 作者: 速水健朗出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/02/16メディア: 新書購入: 22人 クリック: 1,118回この商品を含むブログ (306件) を見る 相方が某バンドのライブに出掛けてしまったので、お留守番を兼ねて上記の著作を自宅でノンビリ読了しました。ところで、この本は「自分探し」に嵌る「ベタな若者」を「メタな視点」で揶揄するシニシズムに溢れた按配なのかなぁと思って読み始めたのですが、著者はおそらく本書のための取材や資料研究を通して帰納的に、「自分探し」という普遍的な現象の背後に横たわる現代の情報消費社会の構造的な問題を提示する方向にシフトしていったのではないかと、感じた次第なのでした。 なので、あまりシニシズムというか「メタのメタのメタのメタ・・・」といった無限ループのポジション取りでベタや低層メタを揶
クイズ番組が好きです。新しいことを知れるから好きです。答える快感も好きです。そして、考えることが好きです。というわけで、日曜日は平成教育学院を見るのですが、NEXT→ の葵日向さんがTwitterでこう呟いた。 【平成教育学院】いつの間にか平成教育委員会も、できない人を嘲笑う番組に成り下がりましたね。なんで、クイズ番組ってこういう魅せ方ばかりなのでしょう? Twitter / 葵日向 確かに、昨日の平成教育学院の演出は酷かった。過去にありえない回答をした出演者を呼び、復習という名でその酷い回答をVTRで流し笑いものにしていた。恐らく演出として、その回答が映し出されたときに「笑い声」が加味されていたように思う。 平成教育委員会は中学入試の問題って大人でも難しいねというのが趣旨であろう。小学生から大人まで解くことを楽しめるクイズ番組だと思う。小学生でも解ける問題を解けない大人を嘲笑する要素もあ
When a thing has been said and well, have no scruple. Take it and copy it. -- Anatole France ※いまのところのこのたんぶらで扱ってく話題についてはこの辺を 、生態についてはこの辺をご覧ください http://twitter.com/medtoolz/statuses/616117922 http://twitter.com/medtoolz/statuses/616121682 http://twitter.com/medtoolz/statuses/616128122 http://twitter.com/medtoolz/statuses/616168162 m_um_u なんか @medtoolz さんがびみょーなことをゆっておるな。ちょうど北田さんの本でネタとベタについてみてるので「川口浩探
When a thing has been said and well, have no scruple. Take it and copy it. -- Anatole France ※いまのところのこのたんぶらで扱ってく話題についてはこの辺を 、生態についてはこの辺をご覧ください m_um_u つか、そういうことを言いたいのではなく、コレ系で思うのは昔といまではマスメディアを介しての「信用」の印象づけ効果みたいなのも違うんだろうなぁ、ってこと。情報リテラシーが高まってるってことだけど、対して一部ベタなままな層がいたり(ex.細木、えはらー層) m_um_u 北田さん、チキさんの視点は2ch的なリテラシーが進んで相対化が進んだ層がベタにジャンプすることを中心に取り上げていてそういうのは若者的なところに集約されるように思う http://d.hatena.ne.jp/klov/200801
昭和30年代が好きだ。 なぜならそこにあるのは混沌と暗黒の世界。右翼はいつ起きるかわからない革命に怯えて政治家や出版社を襲い、左翼は大勢で道端や国会や大学で暴れまくった。長嶋が天皇の前でホームランを打っていた頃に、熊本の漁民は有機水銀たっぷりの魚を食べて苦悶していた。正義のヒーロー力道山はドラッグと酒にトチ狂い、目の前にあるものすべてをぶん殴った。 高度成長期の東京はオリンピックに向けて大工事。騒音と埃と神風トラック、神風タクシーが行きかうやかましい街だった。増える車の台数に道がおっつかず、そこいらで大渋滞が起きていた。環境保護という概念は確立されてはいないために、煙突からは有害な黒い煙がもくもくと吐かれ、東京湾には得体の知れない物質の混じった廃液が垂れ流し。 輸送に明け暮れる国鉄は鶴見と三河島と宇和島で大事故を起こし、100人単位で乗客をあの世に送った。戦争の苦しみを知っていた規律正しい
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります ジャーナリストの 有田 芳生 氏が、北村弁護士の演説を、コラムで批判的に紹介していた。 「声が裏返り、口汚く語っている。どこの議員だろうかと冷ややかに見ていたらキタムラとかいうタレント弁護士だった」 有田 氏の言論は、一見見たままの事実を語ったようでいて、「口汚く」であったり、 「キタムラとかいうタレント弁護士」であったり、事実と事実とをつなぐ言葉に 自らの意思を忍び込ませる、伝統的な言論技法。 冷ややかに見たのは誰なのか。キタムラをしょせんタレントだと見下したのは誰なのか。 もちろんそれは文章を書いた有田氏自身なんだけれど、文章が上手な人は、 それを「読者一般」の視点から見たように描く。 「ジャーナリストである有田氏個人はこう思った」という
統一地方選後半戦も選挙期間が終了したところで、外山恒一さんさんについてメモします。 彼の政見放送が話題になっているのは知っていたのですが、そういう「ネットで話題の」一般が煩わしく、敢えて距離を置いていました。そもそも都知事選自体、出来の悪い芝居を見せられているようで、とても積極的な関心を持つことができないでいました。 政見放送を拝見したのは都知事選投票日直前になってからで、ちょっと後悔しました。今回ばかりは「話題」に乗っていた方が正解でした。 一見パラノイア風ですが、最後の「わたしもビビる」からもわかる通り、機知に富んだ人物です。パラノイアにああいう台詞は操れません。 ではまったくの「ネタ」としてやっているのかというと、そうではない。むしろ本気の本気だからこそ、機知を発揮する。 この態度は美しい。 冗談はしばしば「冗談はさておいて」、その後「本当」が始まるものですが、「さておかれ」た後にリ
わたしがデザインした「産む機械シャツ」が米国のサイト CafePress.com を通して販売されていることに絡んで、大手「きっこのブログ」が以下のようなネタを投下。 カメムシ大臣の「女性は産む機械」というトンデモ発言に対して、ニポンでは、アベシンゾーが死に物狂いで擁護して、何とか沈静化させましたが、海外では、「東洋の端には、大臣が公の場で時代錯誤の女性蔑視をしているJAPANという野蛮人の国があるそうだ」といって、大騒ぎになっています。 そして、こんなTシャツまでが作られ、東洋の野蛮人の国、ニポンをバカにするために、多くの人が着ているそうです。 ところが、このネタにガチ反応を見せるきっこ読者が続出。 「きっこの日記」で知ったのだが、柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」といったとんでもない発言に海外まで大騒ぎしているようです。 こんなTシャツまで作っています。完全に馬鹿にされてますね。 S
日本SF大賞を受賞した萩尾望都の「バルバラ異界」四巻を読み終えた。「フラワーズ」連載だが、私は15年以上「プチフラワー」を毎回読んでいて、これがなくなって「フラワーズ」になってから、読むのをやめていたのだ。特に萩尾の前作「残酷な神が支配する」は辛かった。 さて「バルバラ異界」は、まあ、普通のSFで、「ドグラ・マグラ」の末裔のようなものだ。特に面白くはない。しかし気になったのは、その「オカルト風味」である。「サイエンス・フィクション」といっても、もともと、オカルト・フィクションとの区分は曖昧だ。常に科学的根拠が示されるわけではないし、ここでも、記憶が子孫に遺されるからくりは説明してあるが、夢の中に入るからくりは全然説明されていない。中でも、個人が消えてみなの心がひとつになる、というアイディアが出てくるのが気になった。 私は、1999年11月の「諸君!」に、売春をすると自我が融合するから危険で
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.youtube.com/watch?v=VD88vyrtvEU「はてなブックマーク > YouTube - NHK 紅白歌合戦 DJ OZMA」 「愛は負けても親切は勝つ」と、カート・ヴォネガットは言った。というか、正確には書いた。正確には、とか自分事ながらどうでもいいにもほどがある蛇足的記述だが、とにかくそう書いたのである。「愛が地球を救うことなんて絶対にあるわけがないけれども親切は地球を救うことがあるかもしれないもしかしたら」と、何処かの誰かも思ったり思わなかったりするという。何処かの誰かってもちろんわたしだが。少なくともわたしの親切はおせっかいな隣んちのババアくらいは救うんじゃないのか。もしかしたら。果てしなく一か八かな案配で。超期間限定で。愛などなくても親切にはできる。それどころかババアうぜえ死ねばいいの
爆笑問題の太田光は新作*1「トリックスターから、空へ」の前書きの中で、最近はよく周りから「お前は何者で、何になりたいのか?」と問われると書いている。 トリックスターから、空へposted with amazlet on 06.12.24太田 光 ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2166 Amazon.co.jp で詳細を見る 相変わらず、生放送等で「タモリさんを助けようと思ってやってるんだけど、逆に困らせてしまう」ような危うい暴走を繰り返したりする一方、お笑い芸人にも関わらず「太田光の私が総理大臣になったら……秘書田中(以下「太田総理」)」や「スタ☆メン」など数多くの番組で政治的発言を繰り返したりし、文化人的な立ち位置を見せることが多くなった。 そこでは今どき恥ずかしいくらいの青臭い正論を吐くことが多い。<参考動画> http://www.youtube.com/watch?v=eK
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