_ 200万人の実験 ルワンダ中央銀行総裁日記を読了したが、さていろいろな考えが浮かぶ。 単純化すれば、為替を実体に合わせて一本化することで市場が自由経済によって駆動するようにし(為替差益で暴利を貪る外国人(白人系とインドを含むアジア人系で利権差があるため、白人系ということになる)の利益を縮小させ、商業の自由化を進めて市場に出回る必需品(屋根に使うトタン板なんていうものも含まれる)の価格を押し下げ)、それにより国民の購買意欲を高めることで輸出品(コーヒー)に対する生産意欲を押し上げて外貨を増やしていくことで財政基盤の安定を図って、それが6年間の間に凶作にやられた1年を除けばおおむね成功した、良かったね、ということだった。村のほうへ行くと、年をおって、人々の服装がきれいになり、家が立派(といってもトタン板で屋根が葺けるようになるというレベルの話である)になっていくのが実感できるというのだから