株式会社スクウェア・エニックスの代表作のひとつである『ファイナルファンタジー』のシリーズ作品で、世界で500万人以上がプレイしているMMO RPG『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターである吉田 直樹さんにお話を伺いました。 小学生の頃から憧れの職業だった TVゲーム制作に憧れた最初のきっかけはファミコンの”マリオブラザーズ”です。 テレビの中のキャラクターを外部からコントローラで動かせるということ自体が不思議で、それ自体がとても衝撃的でした。当時あまり裕福ではなかったのですが、久しぶりに両親に頼みこんでファミコン本体を買ってもらって、漠然と「いつか、TVゲームを作る仕事をしたい」と思ったのがきっかけです。 小学校の卒業文集にも、将来の夢は「ゲームプログラマーになる」と書いていました。 「プロ野球選手になる」とか「アナウンサーになりたい」とか、それと同じようなレベル
