サイバー攻撃対策に役立つ技術を競う国内最大規模のハッカー大会「SECCON(セクコン)2013」の全国大会が1~2日、東京電機大(東京)で開かれ、高専生ら4人のチーム「0x0(ゼロエックスゼロ)」が優勝した。 4人は別々の県に住み、全国大会で初めて顔を合わせたメンバーもいる。リーダーの熊本市の高専生(19)は「問題は難しかったけど、リアルに仲間と会えて楽しかった」と話した。 セクコンは情報セキュリティー分野の人材発掘が目的で、NPO法人「日本ネットワークセキュリティ協会」(東京)が主催、総務省や警察庁などが後援した。昨年8月から北海道や九州など全国9地区とネット上で予選を開催。509チーム(計1312人)が参加し、上位20チームが全国大会に参加した。