津波からの避難直前、生徒を整列させ… 2017年6月3日~4日にかけて、仙台で開催された学校事件・事故被害者全国弁護団第6回研究会「あの日子どもたちに何があったのか?」 に参加し、74人の子らと10人の教員が津波の犠牲になった石巻市の大川小学校と園児5人の犠牲を出した日和幼稚園事件の現場を見分した。 6年前の3月11日大震災の日、10メートル以上の津波警報の放送がくり返されるなか、大川小学校の子ども78人は、地震後約45分ものあ いだ、教員の指示により凍える校庭に整列し、津波が近くの北上川を経て校庭に到達するわずか2分前に教員の指示に従 い校庭から北上川方向へ移動を始めて、たちまち津波の濁流に呑み込まれたという。 https://futoko.publishers.fm/article/15665/