牛のレバーを「生レバーの風味」とうたって販売していた大分県中津市にある食肉加工会社の社長ら2人が、国の基準を満たす加熱処理をしていなかったとして食品衛生法違反の疑いで京都府警に逮捕されました。 このレバーはふるさと納税の返礼品にもなっていて、警察は全国に出荷されていたとみて実態を調べています。 調べに対し、2人は容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、大分県中津市の食肉加工会社「Meフードシステム」の社長、桝田治基容疑者(66)と社員の濱田豊市容疑者(66)の2人です。 牛のレバーは、生で食べると食中毒を引き起こすおそれがあり食品衛生法は生食用としての販売を禁止し、提供する際は中心部まで十分加熱するよう求めています。 警察によりますと、2人は国の基準を満たす加熱処理をしていない牛のレバーを「生レバーの風味を再現した」などと宣伝してことし1月ごろ、京都市伏見区で飲食店を運営する会