フェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズの株価急落を受けて、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の純資産額は25日、220億ドル(約3兆4200億円)以上減少した。メタが前日に発表した第1四半期決算は予想を上回る増収増益だったものの、今後の成長鈍化が見込まれたため株価下落につながった。 メタの株価は米東部時間25日午前11過ぎの時点で13%以上下落して426.47ドルをつけた。これにより、ザッカーバーグの純資産は221億ドル減って、1510億ドル(約23兆4800億円)となった。 メタが24日午後に発表した第1四半期決算報告は、売上高が前年同期比27%増の364億6000万ドル(約5兆6700億円)となり、市場の予想を上回った。しかし、第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったほか、人工知能(AI)部門への投資で巨額のコストがかかる一方で営業利益への明確な道筋が見えない点が投