JR東日本によりますと、けさ全線での運転を再開したJR只見線は、非常ブレーキが作動したため、午前7時ごろから会津若松発・小出行きの下りの始発列車が、福島県会津坂下町の塔寺駅と会津坂本駅の間で停車しています。 この影響で、会津若松駅と只見駅の間の上下線で運転を見合わせています。 JR東日本は点検を行っても非常ブレーキの作動した原因がわからず、復旧の見込みが立たないとして、停車している列車の乗客およそ190人に車両から降りてもらい、代行バスで輸送することを決めました。 JR只見線は豪雨災害による長期間の一部区間不通を経て、1日朝、11年ぶりに全線での運転を再開したばかりで、トラブルで停車している列車は福島県から新潟県に向かう最初の列車でした。