日産自動車は日欧中向けにガソリンエンジンの新規開発をやめる方針を固めた。世界的に強化される排ガス規制に対応するため、内燃エンジンから電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)向け駆動装置の開発に投資をシフトさせる。日本車大手でエンジン開発の終了方針が明らかになるのは初めて。世界的なEVシフトが車の基幹部品の開発にも及んでいる。日産はまず欧州向けで新型エンジンの開発をやめた。2025年にも新しい
日産自動車が英サンダーランド工場での次期SUVモデルの生産を取りやめると発表した/OLI SCARFF/AFP/AFP/Getty Images ロンドン(CNN) 日産自動車は3日、英中部サンダーランドの工場でスポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」の次期モデルを生産するとの計画を取りやめると発表した。英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる不安が大きいと判断した。 日産は2016年に英国民投票でEU離脱が決まった後、英政府から離脱後も支援するとの約束を取り付けたうえで、サンダーランド工場でのエクストレイル生産を発表した。だがこのほど計画を撤回し、日本での生産に切り替えることを決めた。 欧州日産のジャンルカ・デ・フィッシ会長は声明で「英国と欧州の今後の関係をめぐって不透明感が続き、我々のような会社が将来の計画を立てる妨げになっている」と述べた。 この発表を受けて英国内の反離脱派からは、工
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