新型コロナウイルス禍の入国制限が緩和されて難民認定を申請する外国人が急増する中、申請中のアフリカ出身の外国人男性らが東京都内の公園で3カ月にわたり、集団で野宿生活を送っていた。難民認定の審査に時間がかかり就労ができない上、公的支援も得られず、行き場がなかったという。認定を巡っては認定率の低さだけでなく、こうした申請中の人たちが置かれている状況も深刻化している。(中村真暁)
新型コロナウイルス禍の入国制限が緩和されて難民認定を申請する外国人が急増する中、申請中のアフリカ出身の外国人男性らが東京都内の公園で3カ月にわたり、集団で野宿生活を送っていた。難民認定の審査に時間がかかり就労ができない上、公的支援も得られず、行き場がなかったという。認定を巡っては認定率の低さだけでなく、こうした申請中の人たちが置かれている状況も深刻化している。(中村真暁)
先月、名古屋出入国在留管理局で、収容中に死亡したスリランカ人の女性の母親らが会見し「亡くなりかけていた娘になぜ救命措置をしてくれなかったのか説明してほしい」と訴えました。 会見を開いたのは、先月6日に死亡した30代のスリランカ人の女性の母親と2人の妹です。 女性はビザを取得して平成29年に入国しましたが2年後にオーバーステイとなり、名古屋出入国在留管理局に収容されていました。 先週、出入国在留管理庁は、女性が1月以降、吐き気や体のしびれなどを訴え、逆流性食道炎などの疑いがあると診断を受けて医師から薬を処方されていたなどとする中間報告を公表しています。 スリランカからオンラインで会見した母親は「娘はスリランカで英語の先生をしていて、お金のない子には無料で教えてあげる優しい子でした。日本に行ったのも、教え子に日本人がいて日本の文化を好きになったのがきっかけで、英語を教えるためでした。1人で海外
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