リーマンブラザースが破綻し、英バークレズ銀行が一部の買収に名乗りをあげているという。米「フォーブス」誌によると、「まるではげたかのように」、というわけである。リーマンブラザースはソロモン・ブラザースやゴールドマンサックスなど、投資銀行としてかなり日本市場で利を得ていたのではないだろうか?今まで扱っていた顧客やファンド・資金はどこに、つまりのどのライバル社に流れるのだろうか?他者にとってはチャンス!ということになるのかどうか。サブプライムローンのネガティブな影響はこれからさらに大きくなるようで、NHKでも、元FRB議長グリーンスパン氏の「これからも悪化説」を紹介していた。次の米大統領にとっても、この問題をどう処理するかが大きな課題となるだろう。 英国の話に戻れば、最近、「英国ニュースダイジェスト」に書いたトピックで、どうも世論の風向きが変わってしまったな、と思ったことがあった。一つはGM食品