子どもに人気の携帯交流サイト「ミクシィ」や「グリー」などに出会い系サイトまがいの情報があふれている問題で、警視庁は30日、運営会社8社に対し、身分証明書で利用者の年齢確認などを厳格に行うよう文書で要請した。 異性との出会いを求める書き込みの削除も改めて求め、削除できない場合は、出会い系サイト規制法に基づく届け出を行うよう要請している。 サイト運営者に対し、子どもの有害情報閲覧を防止する努力義務を定めた有害サイト規制法に基づく措置。 要請を受けたのはミクシィ、グリーのほか、モバゲータウンを運営する「ディー・エヌ・エー」、大集合ネオを運営する「オープンドア」など8社。このうち6社は、業界などで作る審査機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」から健全サイトとして認定され、フィルタリング(閲覧制限)対象から除外されている。 しかし、警視庁によると、昨年1年間に交流サイトやゲームサイト