横浜に動物園が3つもある深いわけ 動物の種ごとに展示された各ゾーンの多くには、あえて檻を設けていないのもズーラシアならでは。動物が越えないことを計算して造られた二重の柵が私たちの視界を遮らず、より野生に近い状態の動物たちを間近で見ることができます。トラやライオンなどの大型肉食獣はさすがにガラス越しではありましたが、至近距離から表情を観察することができて、思わず興奮してしまいました。 園内に生息する動物は全部で約100種・600点。世界3大珍獣の1つで園の”アイドル”であるオカピをはじめ、セスジキノボリカンガルーやテングザルなど、ほかでは見ることができない希少種もここで伸び伸びと暮らしています。 ズーラシア全体の敷地面積は東京ドームの10個分で、横浜スタジアムなら17個分にも及びます。もともとは雑木林で、山菜採りなどに使われていた旭区に残る唯一の大規模緑地帯でした。園が誕生する以前には民間に