カネボウ化粧品の利用者に肌がまだらに白くなる症状が相次いで出た問題で、ほかの9つの会社が製造した合わせて15種類の化粧品を使った16人に、同様の症状が確認されたか、一時的に症状が出たおそれがあることが厚生労働省のまとめで分かりました。 カネボウ化粧品の美白効果をうたった化粧品を巡っては、今月1日の時点で9900人を超える利用者に肌がまだらに白くなる「白斑」の症状が確認されています。 厚生労働省は先月、国内のすべての化粧品会社に対して、利用者に白斑など副作用が疑われる症状が出ていないか調査し、9日までに報告するよう求めていました。 これについて田村厚生労働大臣は10日の記者会見で、カネボウ化粧品を除く9つの会社から合わせて15種類の化粧品を使った16人に、白斑の症状が確認されたか、一時的に、症状が出ていたおそれがあると報告があったことを明らかにしました。 会社や商品名は、化粧品と症状との因果