絶滅の縁に立つ動物を知ったとき、ほうっておけないと思う人は多い。身近な動物であれば、なおさらだ。しかし人間の顔にすみつくダニが消滅の危機にひんしていると聞いたら、複雑な気持ちになるだろう。驚かすつもりはないが、あなたの顔にはきっとダニが潜んでいる。悪さをしないので気づかないが、ほとんどの人間から見つかっている。ある研究では毛穴吸引器で一度に40匹とれた。皮脂の多い額や小鼻の毛穴が好みの場所だ。
生活情報雑誌『レタスクラブ』のWebサイト『レタスクラブニュース』が、「毒メシを食べている子供は学力が下がる」と根拠もなく不安を煽るニセ科学記事を公開し、批判が殺到しています。 「体から栄養を奪い取り、毒を与える」と脅す内容 批判されているのは、『レタスクラブニュース』が9月17日に掲載した「健康的な頭脳は正しい食生活から! 子どもが天才になる食事」という記事です。 記事は漫画形式になっており、漫画のなかで 現代の子どもたちが食べているものの多くが「毒メシ」「毒メシ」を食べていたら学力アップは難しい と訴えながら、中学受験専門塾を運営している人物の著書『子どもが天才になる食事』を記事の冒頭で宣伝。 また、「毒メシ」とは 腸や脳に炎症を引き起こす血糖値のコントロール機能を破壊する体から栄養を奪い取り、毒を与える というものであり、「こんな食べ物を食べさせていいんですか?」と子育てをしている読
【ニューオーリンズ(米ルイジアナ州)=山田哲朗】現代の人間とは別種のネアンデルタール人が、初期の人間と交雑していたとの研究結果を米独の研究チームが7日付の米科学誌サイエンスに発表する。 ネアンデルタール人はこれまで、現生人類(ホモ・サピエンス)との生存競争に敗れ絶滅に追い込まれたと考えられてきたが、実際には現生人類と交流し、その遺伝子は現生人類に受け継がれていたことになる。アフリカ以外の地域の現代人のゲノム(全遺伝情報)のうち1〜4%がネアンデルタール人に由来するという。 独マックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ教授らは、現在のクロアチアで3万8000年以上前に生きていたネアンデルタール人女性3人らの化石から、骨粉400ミリ・グラムを採取した。死後に侵入した細菌などのDNAをより分け、現代人のDNAが紛れ込まないよう注意しながら、4年がかりでネアンデルタール人のゲノム配列の6
今、自ら死を選ぼうかと悩んでいる人は、もう少しだけ待つべきかもしれない。眠っているだけで新しい未来にたどり着ける技術が近いうちに実現されるかもしれないからだ。何のことを話しているかというと、かつてはNASAが惑星間の有人宇宙飛行に応用しようとしていたものの、研究を断念して久しい“人工冬眠”の話である。 この実用化競争には、ロサンゼルス、ボストン、およびピッツバーグの3つのチームが名乗りを上げている。 ボストンのチームを率いるのは、マサチューセッツ州の総合病院で外科医を務めると共に、米陸軍のコンサルタントを兼任しているハッサン・アラム医師である。彼は、ボランティアを募り、本年度末までに世界に先駆けて人工冬眠の人体実験を実施しようとしている。 アラム医師は、人工冬眠を救急医療に応用したいと考えている。彼のプランでは、救急車に“血漿増量剤”と呼ばれる清浄な食塩水を常備する。自動車事故などの現場で
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