彼の移動手段はすべて車。 鉄道の写真を撮るために全国を駆け巡り、走行距離はついに100万キロを超えた。 この先もずっと乗り続けると約束した相棒だったが、その日は突然やってきた。 地球25周分もの距離を走り切ったエンジンは、製造したメーカーが研究目的に引き取ることになったという。 (松山放送局宇和島支局 山下文子) 100万キロに達する瞬間に密着した記事はこちらから↓
つくだ・よしお/1970年、創刊86周年(2014年2月時点)の歴史を持つ自動車産業日刊専門紙『日刊自動車新聞社』入社、編集局に配属。自動車販売(新車・中古車)・整備担当を皮切りに、部品・物流分野を広域において担当した後、国土交通省・経済産業省など管轄官庁記者クラブ、経団連記者クラブ(自工会分室)と、自動車産業を総合的に網羅し、専任担当記者としてのキャリアを積む。その後、該当編集局内における各分野のデスク・論説担当編集局次長を経て、出版局長として自動車産業オピニオン誌『Mobi21』を創刊。以降、取締役編集局長・常務・専務・代表取締役社長を歴任。45年間の社歴全域で編集・出版全体を担当、同社の「主筆」も務める。日刊自動車新聞社を退任後、2014年に「佃モビリティ総研」を立ち上げ、同総研代表となる。 モビリティ羅針盤~クルマ業界を俯瞰せよ 佃義夫 「自動車」から「モビリティ」の時代へ――。ク
飛躍的に燃費を向上させた自動車の開発に向けて、早稲田大学の研究グループが、従来と仕組みが大きく異なるエンジンの試作機を開発し、燃焼実験に成功しました。実用化できれば、燃費を倍近くに伸ばせる可能性があるとしています。 これに対して早稲田大学の内藤健教授の研究グループは、計算上「熱効率」を最大で60%と現在の倍近くに飛躍的に高める新たな仕組みのエンジンを考え出しました。このエンジンは、複数の方向から音速に近い速さで燃料と空気を吹きこみ、中心で衝突させることで、燃料を一点に集中させ、ここで燃焼させる仕組みです。こうすることで、燃焼する際の熱が外部に逃げにくくなるなど、より効率よく力を取り出すことができるということです。 内藤教授らは、排気量30CCの試作機を作り、燃焼試験を行ったところ、計算どおりの出力が得られたほか、エンジン周辺の温度もほとんど上がらず、熱が逃げていないことが確認できたとしてい
自動車メーカーのスズキは、「ワゴンR」などの軽乗用車でエアコンの部品に不具合があり、最悪の場合、エンジンが止まるおそれがあるとして、161万台のリコールを国に届け出ました。 製造期間は車種によって異なりますが、平成20年1月から去年5月までです。 国土交通省によりますと、これらの車ではエアコンの一部の部品で潤滑油が不足して焼きつき、最悪の場合、エンジンが止まるおそれがあるということです。 スズキによりますと、これまでに、エアコンを作動させていたらエンジンが止まったなどという不具合の情報が245件寄せられているということです。 スズキは4日から、全国の販売店で潤滑油の補充や部品の交換などに無料で応じることにしています。 国土交通省によりますと、今回は自動車の一度のリコールとしては過去3番目に多いということです。
前の記事 追加バッテリー可能、スリムなiPhoneケース 燃費30km/Lを実現、マツダの新内燃エンジン 2011年5月23日 環境 コメント: トラックバック (0) フィード環境 Chuck Squatriglia Photo credit:マツダ ハイブリッド車や電気自動車が注目を浴びている一方で、信頼性が実証済みの内燃エンジンについては進展がないようだ。だが、内燃エンジンは今後も使われ続けるだろう。燃費効率がさらに向上した形で。マツダの新しいエンジン『SKYACTIV-G 1.3』が良い例だ。 SKYACTIV(スカイアクティブ)は、マツダの次世代エンジン(ガソリン、ディーゼル)技術の名称だ。マツダによると、写真のサブコンパクトカー『マツダ・デミオ』[日本と台湾以外での車名は『Mazda 2』。2011年前半に発売予定]は、新しい直噴1.3L内燃エンジンを搭載しており、10・15モ
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