兵庫県篠山市の、「丹波焼」で知られる陶磁器を焼く窯の土の中に、カセットボンベが2本埋められているのが見つかり、警察は、火を入れれば爆発するおそれがあったと見て、偽計業務妨害の疑いで捜査しています。 警察が調べたところ、ボンベは未使用で、深さ15センチほどのところに埋められていて、窯に火を入れれば爆発するおそれがあったということです。 陶芸家たちが前の日の夕方に確認した際は異常はなく、警察は前日の夜から当日の朝にかけて何者かがボンベを埋めたと見て、偽計業務妨害の疑いで捜査しています。 この窯は山の斜面を利用した登り窯で、明治時代につくられ、兵庫県の有形民俗文化財に指定されています。 現地では3日から3日間、丹波焼の催しが開かれていますが、この窯の使用は中止するということです。