マレーシア航空370便(ボーイング777―200ER型機、乗員乗客239人)は2014年3月8日、クアラルンプールから北京へ向かう途中、離陸から約40分後に消息を絶った。ナジブ・マレーシア首相の3月24日の声明によると、同機はインド洋南部のどこかで飛行を終えたとみられる。これまでに分かった370便に関する情報を以下にまとめた。*情報は随時更新されます 信号を探知 370便が行方不明になってからほぼ1カ月後、インド洋上で音波信号が検知され、同機発見に向けた最有力の手がかりとして期待が高まった。オーストラリアの艦船「オーシャン・シールド」は4月5日、海底からの音波信号を2回探知。続いて4月8日にはさらに2回探知した。4回の信号は約27キロの範囲内で発信されていた。これに先立ち中国の巡視船「海巡01」も、約600キロ南の海域で音波信号をとらえたと発表していた。オーシャン・シールドは音波探知機を使