(文:外村克也/タトラエディット) CDとはまた違った音質を楽しむことができるアナログレコード。音質以外にも、レコード特有の「ジリパチシーシー」といった音のノイズがたまらない、といった方もいるのでは? そんなリスナーにお勧めなのが「Vinyl」だ。1940年代から1990年代までの7種類のプレーヤーが用意されていて、それぞれの年代っぽいレトロな音を奏でてくれるのが特徴。1970年代以前になると、回転速度も安定せず、微妙に音程がゆれる感じも再現してくれるほか、iPadを揺らすと針が飛ぶなど、なかなか芸の細かい仕様となっている。 プレーヤーの中には、1990年代に再販されて火がついたあのポータブルプレーヤーライクなものも含まれているなど、ニヤリとしてしまうアプリとなっている。 起動画面。1940年代から1990年代までの7種類のターンテーブルが用意されており、それぞれの時代を象徴するデザインと