はじめに 基本的にWSLはキーボードからコマンドを入力する「CLI(Command Line Interface)」で操作します。そのために必要なのが「ターミナル」です。WSL自体の使いこなし方法を紹介する前に、WSLへの「窓口」となる「Windows Terminal」について解説します。 ターミナルとは 「ターミナル」あるいは「端末」とは、コンピューターに接続して入出力を行う専用機器の名称です。と言ってもピンとこない方もいるでしょうから、少し歴史的な部分から解説しましょう。 大昔のコンピューターは非常に大きく、専用の部屋に設置されていました。こうしたコンピューターまでわざわざ出向いて操作するのは面倒で不便です。そこで入力に使うキーボードと結果を表示するディスプレイだけを備えた、専用の装置が登場しました。これがターミナルです。ターミナルはシリアルケーブルなどでコンピューターと接続され、コ
Microsoftは2024年10月29日(米国時間)、「Windows Terminal Canary」でターミナルチャットを利用することで、ターミナルを離れることなく、「GitHub Copilot」からコマンドの提案や説明を受けられるようになったと発表した。 この機能は、AI(人工知能)コーディングアシスタントであるGitHub Copilotの全サブスクリプションプラン(Individual、Business、Enterprise)のユーザーが利用できる。無料トライアルユーザーも利用可能だ。 Windows Terminal Canaryは、「Windows Terminal」の開発中の最新機能を搭載するナイトリービルド。Windows Terminalの安定版や「Windows Terminal Preview」よりも安定性が低い。Windows TerminalのGitHubリ
「パスキー」って何? Webサイトにログインする際に「パスキー」の設定を推奨されることはないだろうか? よく分からないため、[後で]をクリックして設定をパスしたり、途中まで設定して不安になって止めたりしている人も多いと思う。そこで、「パスキー」とはどういったものなのか、仕組みや設定方法などについて解説する。 Googleアカウントにログインする際、「ログインをシンプルに」という画面が表示され、「パスキー」の利用を推奨されたことはないだろうか(一度、パスワードを忘れて、再設定後にGoogleアカウントにログインする際などに表示されることが多い)。 このパスキーとはどういったものなのだろうか? よく分からないため、[後で]をクリックして設定をパスしたり、途中まで設定して不安になって止めたりしている人も多いのではないだろうか。 本稿では、このパスキーの仕組みや設定方法、運用上の注意点などについて
We’re living through a technological paradigm shift. In a few short years, our computers have learned to speak our languages, see what we see and hear what we hear. Yet technology for its own sake counts for nothing. What matters is how it feels to people and what impact it has on societies. It’s about how it changes lives, opens doors, expands minds and relieves pressure. It is perhaps the greate
関連キーワード Windows 10 | Windows 11 | Windows | Microsoft(マイクロソフト) Microsoftは、クライアントOS「Windows 10」のサポート終了日を2025年10月14日に設定している。基本的にはその日までに「Windows 11」への移行が必要になる。Windows 10までの「Windows」を搭載する現行PCで、Windows 11に移行できる条件とは何なのか。実は、総じて厳しい条件ではない。対象のPCがWindows 11への移行が可能なのかどうかを以降で確認しよう。 旧式Windows PCでも「Windows 11」に移行できる条件はこれだ 併せて読みたいお薦め記事 Windows 10のサポート終了ガイド 第1回:Windows 11を保留にして「Windows 10を使い続ける」のが“やむを得ない理由” 第2回:Wi
AIの進歩によってお絵かきソフトやカメラ、メモアプリなどさまざまなソフトウェアにAIが統合されるようになり、さらにAI処理に特化したプロセッサ「NPU」が登場し、MicrosoftなどいくつかのPCメーカーはNPUを搭載してAIを効率的に使えるとうたうPCを発表するなどPCとAIの連携が強化されつつあります。こうしたAI機能を備えたPCについて問うた調査に、84%の人が「お金を費やすつもりはない」と答えたことがわかりました。 Would you pay more for hardware with AI capabilities? | TechPowerUp Forums https://www.techpowerup.com/forums/threads/would-you-pay-more-for-hardware-with-ai-capabilities.322454/ Poll s
すまほん!! » PC » Windows OS » 【悲報】Windows 11さん、勝手にOneDriveへのバックアップを有効化。ユーザーから批判殺到 助けて政府! Microsoftは、Windows 11に対して、こっそりOneDriveの自動バックアップ機能を無許可で有効化する変更を行ったようです。海外サイトNeowinとZDNETが伝えました。 現在のWindows 11では、初期セットアップ段階でユーザーに選択肢を与えることなく、OneDriveバックアップを勝手に有効化するようになっているようです。これによって、デスクトップやドキュメント、音楽や画像・ビデオといったフォルダが自動的にOneDriveにアップロードされてしまいます。 問題なのがOneDriveの容量制限や連係解除時に発生する弊害。無料版のOneDriveの容量の上限は5GB。少ないというわけではありませんが
Windows PCの新カテゴリーとして登場した「Copilot+ PC」に準拠する製品が6月18日に各メーカーから一斉に発売された。家電量販店のPC売り場をのぞいてみると、特設コーナーが設けられており、「Surface Pro(第11世代)」や「Surface Laptop(第7世代)」をはじめとする各メーカーの新製品が猛プッシュされている。 新しいPCを買いに来た客にとっては、新製品というだけで“なんとなく”魅力的に感じる部分もあるだろうし、その場で実際に触って試す機会もあるだろう。 ただ、Copilot+ PCはこれまでのWindows PCと同じ感覚で買うと困ってしまうケースもある。なぜなら現時点でCopilot+ PCが搭載しているWindowsは「Arm版」と呼ばれるもので、見た目や外観こそ従来のWindows PCと同じものの、これまでIntelやAMDのSoCが搭載されてい
当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています. Microsoft は Windows ノートパソコンに新しい Copilot キーを搭載する Copilot+ PC シリーズを発表しましたが、現在このキーは Copilot のプログレッシブウェブアプリ(PWA)を起動させるためのキーに変更されています。 これまで Windows に組み込みの機能として備わっていた Copilot は、現在では Microsoft Edge ブラウザを経由した PWA として処理されるため、ただ単に新しいウィンドウでウェブアプリが起動するだけになります。 この変更により、以前までのように Windows に統合されているわけではなく単に PWA を呼び出すようになっているため、Copilot を使用して Windows の設定を変更し
Snipping Toolの便利な機能を紹介 Windows 11の標準スクリーンキャプチャーツール「Snipping Tool」には、スクリーンキャプチャーや画面の録画をするだけでなく、ちょっとした編集も可能になっている。本Tech TIPSでは、いつの間にか追加された「OCR機能」と「墨消し機能」の2つの使い方を紹介しよう。 Windows 11でスクリーンキャプチャーを撮る場合、[Windows]+[Shift]+[S]キーを使っている人も多いのではないだろうか。[Windows]+[Shift]+[S]キーを押すと、Windows 11の標準スクリーンキャプチャーツール「Snipping Tool」が呼び出される。このツールは、着々と進化しており、単純にスクリーンキャプチャーや画面の録画をするだけでなく、ちょっとした編集も可能になっている。 本Tech TIPSでは、「Snippi
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