【12月2日 AFP】イスラエル軍は1日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの拠点に対し、過去24時間にわたって攻撃を行ったと発表した。 イスラエルとヒズボラ間では先月27日未明に停戦が発効しているが、イスラエル軍は停戦合意条件に違反する「脅威を排除する」ために行動したとしている。 そのうちの一つについては、ヒズボラが頻繁に利用していた「レバノン南部の教会に隣接する施設」で、「武装テロリスト数人」を確認したと発表した。また周辺地域の調査で「武器を保管するトンネルの入り口を発見した」とも述べた。 レバノン国営通信社NNAは同日、同国南部でイスラエル軍による「停戦違反が続いている」と報じた。 NNAによると、イスラエル軍は1日早朝、国境の村ヤルンを空爆した他、ヒアムなど複数の場所に向けて砲撃を行った。 停戦発効以降、戦闘の激しさは緩和されているが、イスラエルはヒズボラが停戦に違反している