アップルが、7.85インチの「iPad mini」を発売するらしい。『ウォールストリート・ジャーナル』や『ブルームバーグ』に続いて、先週『ニューヨーク・タイムズ』が、今年発売されるだろうと書いたからだ。この3つがこうはっきり「出る」といったらたぶん出るのですよね、米国では。 ニューヨーク・タイムズの記事は、いままでiPadの独壇場だったタブレット市場に、安くて小さいタブレットのニーズが顕在化してきて市場自体に動きがある。「グーグルのNexus 7の評判もよい」とか「アマゾンは「Kindle Fire」の大きいのを作っている」とか、「マイクロソフトは電子書籍でバーンズ&ノーブルと提携」といったことをあげている。 アナリストや業界関係者の言葉を借りながら、アップルが7インチクラスを発売する理由にも触れている。いちばんまともそうに聞こえるのは、「iPad mini」は教科書ビジスネの一部としてや
去る2012年6月に発表された新型MacBook Pro。Retinaディスプレイ搭載と薄型化ばかりがフィーチャーされるが、筐体にはデザイン性を大きく向上させる重大な変更点があった。が、各PC系メディアはこれを取り上げない*1。気づいてないんかねー?というレベルで。ライター諸氏はAppleのデザインは今度もクールだなんてぼんやりしたことを書くんじゃなくて、クールに”見えるように”こういうことをやってきているんだよってことを書いていただかないと。もっとも、プロダクトの設計やデザインの専門家ではない方が評してることが多いので致し方ないのだろうけれども。本Blogでは今後も気になる製品の細かな設計上・企画上のポイントみたいなものを取り上げて行きたいと思う。 ・・・・閑話休題。まぁよい、とにかく大変更があったんだと。で、それは何か? というと基板に実装されている各種IO類のコネクタ*2が『デザイン
「アップル社」に選ばれた今・・・ 私は写真家であり、同時に北海道の美瑛町で、 小さな料理宿も営んでおりますが、 先日の日曜日(6月24日)はとても大変でした。 と言いますのは、宿の電話に問い合わせが多数来たのです。 もちろん宿泊予約の電話ではなく、殆どがアップル社関連です。 日曜日は宿泊予約の電話も多いので、正直困りました。 多くが雑誌・Web・新聞等のマスコミですが、 これはまだましです。こちらの都合も考えて下さいますから。 しかし一般の方(と言っても写真家だと思いますが…)、 これには参りました。 まず電話時間が長い! 平均15分以上です。 しかも失礼な方が多く、 ご自分の名前は名のらず、訊きたいことだけ話す。 「もしもし、そちらに白石さんて方います。」 「はい、私ですが。」 「あっそう、あなたが白石さんね?」 「はい、そうです。」 「ちょっとお聞きしたい事あるんですがいい?」 「はい
ここ数年はアップルのことばかり褒めて来た私だが、今回のMicrosoft Surfaceはとても高く評価している。理由はただ一つ。ついに「しがらみ」を捨てることが出来たからだ。 マイクロソフトの連中に合うたびに、「マイクロソフトはスマートフォンを作るべき」と言いつづけて来た私だが、結局ノキアとの全面提携という道を選んだマイクロソフト。携帯電話に関しては通信会社とのチャンネルも必要だから、という彼らの言い訳にも一理ある。 タブレットに関しても私の意見は同じだったが、OEMメーカーとの関係を考えれば、どうせ無理だろうとあまり期待してはいなかったというのが正直なところだ。 Surface がすごいのは、これが最も大きなダメージを与えるのは、アップルではなく、Dell や HP などの OEM メーカーだということ。私の周りにもすでに、「次のWindowsパソコンはこれに決まりだ」といち早く宣言し
2012年2月27日から3月1日にかけてバルセロナで開催されたMobile World Congress 2012では、特に注目の集まったGoogleやFacebookのキーノート以外にも示唆に富んだ興味深いセッションが多数あった。その中の1つがコンサルティング会社frogのScott Jenson氏によるプレゼンテーションであった。同氏が各地で行っているというプレゼンテーションは“Mobile Apps Must Die”というラディカルなタイトルだが、筆者は大いに共感でき、多大なインスピレーションを受けた。本稿では、同氏の論旨に依拠しつつ、アプリ環境の今後を展望する。 「アプリの海」 現在、AppleのApp Storeでは50万以上、Google Play(旧Android Market)では40万以上のアプリが提供されており、この数は日々増加を続けている。これらに加え、Window
[7-inch iPad のモックアップ:image] Jim Dalrymple が7インチ iPad について語っていることがオモシロい。 The Loop: “The 7-inch iPad” by Jim Dalrymple: 25 May 2012 * * * 7インチ iPad はなぜ出ないのか スティーブ・ジョブズは7インチ iPad じゃ小さすぎるといったといわれている。7インチ iPad を製造できる技術はこの数年で変わってきた。しかしアップルがそれを出さない理由は変わっていない。 Steve Jobs was quoted as saying that the 7-inch iPad was too small. While the technologies that would allow such a device have changed in t
2012/05/01から解禁なった「Zeroプレーヤー」のお話。 私のTwitterラインは製作者さんが多いので、怨嗟の声がコレを書いている間にも渦巻いている訳ですがw 【新プレイヤーの印象】 ■一番気にしてたのは、元動画サイズからのスケールアップによって、動画が汚く見えるんじゃないかという心配は無かった。 これは、単純なスケールアップではないのか、解像度のマジックなのか、思ったよりもずっと元画質を維持できてました。 前プレーヤーで再生窓を大きくした時の画質破綻を感じる事無く、古い動画もそれなりに見えるようにしたことは、個人的に拍手を贈りたいと思います。 …とはいえ、今度は製作者として、新サイズに対応できるかどうか、製作環境の調整とテストをしなきゃいけないわけですが^-^; 検証用: 640x360でUpした自作動画 【亜美真美誕生祭2011】XANADU−桃源郷的な何か。 864×486
HTCやレノボなどの海外勢に加えて、東芝やシャープからも続々登場している7インチのAndroidタブレット。好調が伝えられるAmazonのKindle Fireや、BlackberryのPlayBookも7インチだ。 iPhone/iPadに関しては 画面サイズは変えないほうがいい 海外ニュースを見ていると、タブレット端末の画面サイズが継続的な話題になっている。iPad 3とあわせてiPad miniの噂もあって、7.85インチ(あるいは7.35インチ)を採用するとまことしやかに語られている。10月に発売された7インチのAmazonのKindle Fireは出荷好調が伝えられるが、8.9インチ版も準備中だそうだ。 7インチには、上着のポケットにも入るし、カバンに入れたとしてもさっと片手で出せる気軽さがある。手に持って使う場合は、両手を使うゲームコントローラ的なポジションになるが、それをカ
■ 日本の音楽配信事情。iTunes Storeの「失敗」、着うたの隆盛と終了などなど - Togetter こちらのTogetterまとめで非常に興味深い議論がなされていたので、横槍を入れてみる。話の発端は、日本の音楽配信のメインストリームはiTunes Store(iTS)であるという誤解に対し、実際には日本の音楽配信の主流は着うたフル(レコチョク)であり、iTSは全体の1割にも満たない、海外でのiTSの成功を見て、日本でもそうなんだろうという漠然とした誤解が蔓延している、という辺り。 iTunes Storeは失敗したのか 上記Togetterまとめにおいて、音楽プロデューサー/コンテンツオーガナイザーの山口哲一さんは、日本におけるiTSでの音楽配信は失敗したという。この点については、氏のブログにて解説されている。 アイチューンミュージックストアの日本での売上げシェアは2%程度。音楽
今回の記事は、前回の続きで、Wizards of the Coast から The Ten Principles for Good Design, Part 2 という記事の翻訳です。書き手は、マジック:ザ・ギャザリングの現ヘッドデザイナーである Mark Rosewater です。 同タイトルのパート1からの続きですので、まだそちらを読まれていない場合には、ぜひそちらから順にお読みください。 家電デザイナーである Dieter Rams という人物が提唱した「よいデザインのための10の原則」を挙げて、それをマジックのデザイン、ひいてはゲームのデザインにどう適用するかを語っていくという内容です。 それでは、以下からが本文です。 よいデザインのための10の原則、パート2 二週間前、私は Brian Tinsman が始めた隔週のミーティングについて話した。それは R&D のデザイナー全員が参
気がついた人も多いと思うが、iPadのアナウンスメントであっさりと無視されたのがAdobeのFlash。私は意図的(=「Flashなんか重要じゃない」というメッセージ)と読んだが、皆さんはどうだろうか。 iPhoneがFlashをサポートしていないことに対するAdobeを含めたさまざまな方面からの批判を考えれば、「the best way to experience the web (最高のウェブ環境)」を売り文句のiPadが、これだけ広く使われているFlashをサポートしないというのはおかしな話だ。 不思議に思う人も多いかもしれないが、自分をAppleの経営陣の立場に置いて良く考えてみれば答えは明確になる。 Appleという会社は、昔からさまざまなクリエーターたち(アーティスト、ミュージシャン、ウェブ・デザイナー、etc.)を魅力的で便利なパソコンやツールで味方につけ、彼らの作品を消費者
表に書こうかとも思ったが,裏が取れた話ではないのでこちらの方に.次の記事によると,2.1からはMeCabベースの仮名漢字変換に切り替えたらしい.つまり,これがG社のK藤氏信者の義兄が夏に一生懸命やっていた仕事の成果で,iPhone独自の仮名漢字変換を自分が担当していたMac OS Xの「ことえり」ベースの仮名漢字変換に置き換えたのでないかと思う. iPhoneの仮名漢字変換はMeCabを利用(yebo blog) ただし,同時にパソコンとの同期により得られる大量のデータを活用した入力支援(例えば,住所録の氏名の漢字と読みを使った変換やSafariのブックマークに含まれるURLの補完)が無効にされてしまったようだ(同時に単語登録の道も一時的に閉ざされたが,一番大変な首のすげ替えは済んだので,そのうち「ことえり」のユーザ辞書との同期や辞書登録アプリが実現する可能性はあると思う).スマートフォン
iPhoneに関しては、まだ誤解している人も多いようなので、念のために解説しておくと、iPhoneがこれほどまでに通信業界で注目されているのは、マルチタッチのUIを採用しているからでも、NextStepの血を引く最先端のiPhoneOSを積んでいるからでもない。NTTドコモなどの旧来型の通信キャリアからみれば「単なるデバイスの調達先」でしかなかったデバイスメーカーがキャリアのビジネスに口も手も出している点にある。 私がAppleとAT&Tの提携発表で一番驚かされたのは、その料金体系であった。パソコン並にネットワークを使うiPhone向けの使い放題プラン(日本の「パケ放題」に相当する部分、ただし容量制限は一切ない)が月々わずか20ドルというのは、本当に破壊的な価格である。この価格故にiPhoneは非常に魅力的なデバイスとなっているし、これだけ普及している。もちろん、それを実現するためにAT&
待望のApple iPhoneの発表を記念して、今回はiPhoneにまつわる頭の体操。 多くのブログでも指摘されているが、iPhoneはWiFi、GSM+EDGE、Bluetoothというネットワーク機能は持ちながら、iPhoneから直接iTune Music Storeにアクセスして音楽やビデオを購入することは出来ない(日本の「着うたサービス」に慣れている人の中には、「これじゃあ日本じゃ通用しないよ」と批判する人もいるぐらいだ)。 ここで問題である、アップルはいったい全体、なんでiPhoneを使って直接iTune Music Storeから購入できるようにしなかったのだろうか? ジョブズは、自分が「これは絶対に必要」と思った機能を落とすようなことはしない。つまりこれは、「iPhoneからのコンテンツの直接購入」という機能を、ジョブズが(1)そもそも必要ない、と感じたか、(2)あった方が良
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