Jリーグ自体も、リーグを運営し、事業を展開していくための財源を安定して確保していく必要がある【Jリーグフォト(株)】 Jリーグの初代事務局長、広報室長、理事、常務理事などの立場で2012年3月までリーグ運営に当たってきた佐々木一樹さんに、7回にわたって聞いてきた「Jリーグ20年の裏面史」。最終回は、「30周年、そしてその先に向けて」。 ■テレビ放映権料とJリーグスポンサー クラブ経営の健全化を図らなければならない一方、Jリーグ自体も、リーグを運営し、いろいろな事業を展開していくための財源を安定して確保していく必要がある。 現代の世界のサッカーをリードするヨーロッパの主要リーグやUEFAチャンピオンズリーグなどの最大の財源はテレビ放映件収入。その規模は、日本円にして1シーズンあたり約500億円から1000億円の規模に当たると言われている。 一方、現在のJリーグは年間約50億円の規模。佐々
音楽業界が苦しんでいる。音楽のパッケージソフトが売れないのだ。「“音楽”自体がもうオワコン」(たとえばアゴラ)という話まである。音楽を「産業」、聴衆を「市場」としか見ていないと、こういう議論も成立してしまう。大間違いだと思うが。 音楽業界は1960年代からこっち、大金を稼げる産業だった。なぜビッグマネーを稼げたかというと、いくらでも複製できるパッケージソフトがばんばん売れたからだ。それまでの音楽家は、実演でしか金を稼げなかったので大金とは無縁だった。 しかしレコード技術と流通システムの確立により、野心的な音楽家はときに大金を稼ぐ機会に恵まれるようになった。ビニール盤、CDと、音楽産業の隆盛はおよそ半世紀続いた。 でも五十年経ってついに、音楽市場から顧客が退場し始めた。長らく「若い人たちが音楽を聴かなくなった」「携帯電話にお小遣いを奪われた」「ダウンロードに顧客を奪われた」と言われて来たがホ
「なぜ成功できたか?」を聞きたがる人って多いですよね? でも、そんなこと聞いてどうするのでしょうか。仮に同じことが実践できたとしても、同じように成功できるとは誰も思っちゃいないですよね? 同じように成功するのは無理としても、成功者の話には何らかのヒントがあるんじゃないか?きっとそういうことを期待しているのだと思いますが、考えてみて欲しいのは、成功しなかった人の話は誰も聞こうとしない点。もしかしたら成功しなかった人も成功者と同じことをしていたかも知れません。いわゆる「生存者バイアス」ですね。 例えば、成功できた理由を聞かれて、「自分を信じて、あきらめずに続けたから」などと答えている人をよく見たり聞いたりしますが、こーいう話を真に受けて、素質がない人が自分を信じて突き進んだりしたら、成功確率が上がるどころか、撤退タイミングを逃してドツボにはまってしまうだけです。 まあ、私自身も、「やりたいこと
2012-12-25 戦時中、満州に行ってたばあちゃん(75)に当時の話を聞いてみた。 以前 Togetter にまとめたものですが、こちらにも残しておこうと思って再掲します。 このツイートは2011年1月ですが、ばあちゃんは今はもういません。この約2ヶ月後、2011年2月28日 この世を旅立ちました。 この話を聞いておいて本当によかったと思っています。 (でも身バレは困るので親には見せてないw) うちのばあちゃんは昭和10年3月生まれ。75歳。— ○ ○ ○ ○ !◝(●˙。˙●)◜さん (@reot8) 1月 10, 20111935年生まれってことは、終戦当時10歳だったわけだ。— ○ ○ ○ ○ !◝(●˙。˙●)◜さん (@reot8) 1月 10, 2011ばあちゃんは終戦当時10歳で、小学5年生、満州にいたらしい。— ○ ○ ○ ○ !◝(●˙。˙●)◜さん (@re
写真を撮ったあと、手前の人物にピントを合わせたところ(上)と後方の人物にピントを合わせたところ(下)=東芝提供東芝が開発したカメラモジュール。スマホなどに組み込んで使う=東京都内 【上栗崇】「ピンぼけ」よ、さようなら――。東芝は、写真を撮る前にピントを合わせなくても、撮ったあとで好きな部分や写真全体にピントを合わせられる特殊な写真を撮影するカメラを開発した。1辺約1センチの箱形で、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末に組み込んで使う。 縦5ミリ、横7ミリほどの画像センサーの前に、直径0.03ミリのレンズを約50万個、ぎっしり並べた。「複眼」と呼ばれる昆虫の目と同じ構造だ。それぞれのレンズが少しずつずれた映像を捉えており、50万個の小さな写真を独自のソフトで組み合わせて大きな1枚の写真を作る。 二つのレンズがある3Dカメラと同じように、小さな写真同士のずれを利用して被写体ま
ブログ非表示の件についてお知らせ(ばってんがサイト事務局) / 記事一覧 昨日26日にアップした「知的基盤を奪われる武雄市民(井上一夫さん)」のブログ内容について、武雄市の樋渡啓祐市長から27日夜、抗議を受けました。抗議をいただいた主な点は、「(2階の)書架も開架式といいながら、高さは天井まであり閲覧者が自分で取りだす事はできない。2階の書架はキャットウォーク(点検通路)でアプローチしなければならず、地震時にはこの蔵書は1階フロアに一気に崩落し、人的被害が出る可能性が強いと思っている。」という表現です。 樋渡市長からは「個人のブログならまだしも、佐賀新聞が運営するブログ論壇サイトでこうした表現を記載すれば、佐賀新聞が人的被害が及ぶと書いたと同然だ」というご指摘をいただきました。佐賀新聞のブログ運営担当者としては、「人的被害が出る可能性が強いと思っている」という表現は、「思う」という言葉遣
メディアによって報じられている通り、県内の医療機関でノロウイルス感染症が集団発生し、それを原因とした嘔吐による誤嚥性肺炎で70代から80代の高齢の寝たきり患者さんが亡くなられました。まず亡くなられた患者さんとそのご家族、そして今なお重症であられる患者さん方へ心よりお悔やみと一刻も早い回復を祈っております。 しかし昨日からのメディアの報道には「またか」という感慨を禁じ得ません。今まで同様の事例が全国でも発生し、同様の問題が議論されてきましたが、進歩しておりません。こちらの「感染症診療の原則」もご参照下さい。 いずれのメディアも一様に、「犯人捜し」に汲々としております。当該医療機関のどこに落ち度があったのか、教科書通りの感染対策は行われていたのか、県への報告のタイミングは適切だったのか、関係者への説明責任はどうなのか。なかには、医療機関の態度を「開き直った」とか、「ずさん」、「認識に甘さ」、な
22万人を超す死者・行方不明者が出たインド洋大津波から8年。 しかし巨大な津波に襲われたにもかかわらず、犠牲者が極めて少なかった島がインドネシアにあります。 なぜ犠牲者が少なかったのか、その理由として、100年以上歌い継がれてきた津波の教訓を伝える歌が注目されています。 ジャカルタ支局の佐藤伸哉カメラマンが解説します。 島民を救った歌 2004年12月26日に東南アジアからアフリカ東部までの広い範囲を襲ったインド洋大津波。 死者・行方不明者は、合わせて22万人以上に上りました。 このうち最も大きな被害を受け、16万人以上の犠牲者が出たのが、インドネシアのアチェ州です。 そのアチェ州の中で、インド洋に浮かぶ人口8万人のシムル島は、地震の震源から60キロと近く、およそ9メートルの津波が押し寄せましたが、犠牲者は7人にとどまりました。 建物の9割近くが全半壊したものの、犠牲者が限られ
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