メディア論的視点から見た「iPad問題群」 April 05, 2010 op-ed / commentary authorjunichi ikeda share tweet 先週末にアメリカで発売が開始されたiPad。主要な新聞や雑誌(のサイト群)では、この10年ほどAppleが新商品を導入するたびに行われてきたように、ユーザーから熱狂的に受け入れられている様子が多数報道されている。 その熱狂ぶりについては大手の新聞サイトを見てもらうとして、気になるのはiPadが商品として、コンピュータとして、実際、どれほど革新的なのか、というところ。もちろん、Appleの場合、「革新的」というのは、単に技術仕様が上がったというだけでなく、「いかにユーザーの利用体験を変えるのか」という問いへの、驚きを伴う回答が含まれなければならない。 そのようなiPadの革新性について、ベテランのギークがレビューを寄せ