郵政民営化「国民は内容知らなかった」=05年衆院選で麻生首相 郵政民営化「国民は内容知らなかった」=05年衆院選で麻生首相 麻生太郎首相は10日夜、2005年の衆院選に関し「あの時『(郵政民営化関連法案に)4分社化(が盛り込まれていると)知ってましたか』と言われたら、知ってる人はほとんどいなかった」との認識を示した。さらに「国民が(争点と)感じていたのは、郵政民営化かそうでないかだけだった。(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。 05年衆院選では、郵政民営化が最大の争点となった。郵政法案には、日本郵政公社を民営化し、持ち株会社の下で郵便、窓口、郵便貯金、郵便保険に4分社化する方針が明記されており、首相の発言は新たな波紋を呼びそうだ。 (了)(2009/02/10-18:17) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目