
「軽量」「タイポグラフィが優秀」「同じテキストからウェブ版とEPUB版を同時に生成できる」という要素を満たし、「ページをめくれる」「テキストの選択・コピーができる」データを作成可能な電子書籍作成ソフトを求めていた作家のロビン・スローン氏は、理想にかなうものが見つからなかったことから自らソフトウェアを作成しました。作成された電子書籍作成ソフト「Perfect Edition」はオープンソースソフトウェアとしてGitHub上で公開されています。 GitHub - robinsloan/perfect-edition: A lightweight, responsive web e-book template https://github.com/robinsloan/perfect-edition スローン氏は自身のウェブサイトにクラウドファンディングのページを作成してソフトウェアを作成するた
KindleやiBooksなどによって日本でも徐々に電子書籍市場が立ち上がってきているように感じます。しかしオンラインには既に無数のコンテンツがあり、漫画においても画像でまとめて提供してきた人たちがたくさんいます。 そんな画像をダウンロードし、専用のビューワーで見てきた文化が既にあるのですが、そうしたファイルをKindle上で閲覧できるように変換してくれるソフトウェアがKCCです。 KCCの使い方 メイン画面です。基本的な使い方はフォルダをドロップするだけです。 フォルダを追加しました。後はファイルフォーマットを選ぶだけです。 完了しました。複数のフォルダを一気に処理することもできます。 拡張機能です。漫画モードなど様々な指定ができます。ガンマ値の設定も変更できます。 インプットファイルとしては画像、CBZ/ZIP、CBR/RAR、CB7/7ZそしてPDFが選択できます。それらを各種Kin
MagakaはHTML/JavaScript/CSSなどWebの技術を使ってインタラクティブな電子雑誌を作成する。 [/s2If] MagakaはPHP/JavaScript/HTML製のオープンソース・ソフトウェア。電子書籍に関する話題が日々出てきている。海外では既に本格化してきており、iPad専用の電子雑誌まで登場している。それに比べると日本ではコンテンツホルダーがばらばらにサービスを提供しているため、足並みが揃っていないのが実状だ。 デモ雑誌 電子書籍と言うとePubやPDF、独自フォーマットの文書を専用アプリでラッピングして閲覧するというイメージが強い。だが実際そうしなければならないという訳ではない。既存のWeb技術だけで見せる電子雑誌、それがMagakaだ。 Magakaが使っているのはHTML/JavaScript/CSSそして若干のPHPだ。Digital magazines
Page flip effectはHTML5とJavaScriptを使った電子書籍風ページ送りのサンプルソフトウェア。 Page flip effectはHTML5/JavaScript製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。電子書籍が騒がれているが、最も大事なのはもちろんコンテンツだ。そして次に大事なのは見せ方になってくるだろう。電子書籍らしさがなければいけない。 このようにページ送りされる とは言え電子であろうとも書籍を読んでいる、と感じられる機能は大事なようだ。具体的に言えば、ページを捲っている感覚だ。指をスライドさせてページ送りをするだけでなく、ページがカールするような感覚、それをHTML5で実現するのがPage flip effectだ。 Page flip effectはGoogle Chrome Teamが以前に作った「20 Things I Learned Abo
The Internet Archive BookReaderはInternet Archiveプロジェクトでも使われているWebベースの書籍リーダー。 The Internet Archive BookReaderはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。Webサイトのコピーを集積し、過去の姿をかいま見ることができるプロジェクトがInternet Archiveだ。自分のサイトの過去の姿を見たり、有名サイトの開始当初の形を見ることが出来る。 リーダー そんなInternet ArchiveではTextsというプロジェクトがある。ここでは既に著作権の切れた書籍についてオンラインで公開している。しかもPDFなどで置いてある訳ではない。HTMLベースで閲覧できるのだ。そのリーダーがThe Internet Archive BookReaderになる。 The Internet A
LakerはHTML5をベースに画像や音楽、動画をインタラクティブに使った電子書籍を作成するためのフレームワーク。 LakerはHTML5/Objective-C製のオープンソース・ソフトウェア。数年前まで一般の人が書籍を出版しようと思うのは相当困難なことだった。だが今では電子書籍があり、誰でも簡単に書籍を出版できるようになっている。それこそ旧来のしがらみがない分、身軽だ。 iPad用表示 電子書籍を出版しようと思った時に問題になるのはそのデザインや文書の作り方だろう。だが心配は無用だ。HTML5を使って柔軟に作成できるフレームワーク、Lakerがある。 LakerはBakerをカスタマイズし、より多機能な電子書籍を作成できるフレームワークだ。HTML5を使うのはそのままだが、縦スクロールで長い1ページを表示し、横スクロールで次のページに切り替えられるようになっている。縦の長さが可変なのは
20thingsilearnedはHTML5/JavaScriptによる電子書籍。20 Things I Learned About Browsers and the Webのコンテンツ。 20thingsilearnedはJava/HTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア。インターネットが一般化して既に十数年が経過している。その間に様々な技術が開発され、Webはどんどん進化していった。今からネットに触る人にとっては見知らぬ単語が無数あるはずだ。 表紙 だが上級者にとっては当たり前の単語であり、初心者が聞くのを躊躇させてしまう。そんな中、Googleが20 Things I Learned About Browsers and the WebというWebサイトを解説した。それをオープンソース化したのが20thingsilearnedである。 20 Things I
TiMangaEditはたいたにうもんを執筆する際に用いられたストーリー作成アプリ。 TiMangaEditはTitanium/JavaScript製のフリーウェア(ソースコードは公開されている)。日本におけるTitaniumのシェアが拡大している。先日は入門書が発売し、これから開発をはじめてみたいと思う人にとって、必要な道具が揃いつつある。 セリフ作成 そんなTitaniumを使って作られた、ストーリー作成ソフトウェアがTiMangaEditだ。日本らしく(?)アニメの三人の女性キャラクターが掛け合いで話を進めていく。楽しい気分でどんどん作品が作られていくはずだ。 TiMangaEditはたいたにうもんという同人電子書籍を作成するために作られたソフトウェアだ。執筆者が実際に開発して利用している。まさに実用性あるアプリと言えそうだ。使い方は簡単で、まずはストーリーを作成する。そして各ストー
bookbinはWindowsとMac OSXに対応した電子書籍エディター。 bookbinはWindows/Mac OSX用のオープンソース・ソフトウェア。電子書籍は未だに注目度の高いコンテンツではあるが、一から作るのはなかなか難しい。既存の書籍をPDF化する程度なら簡単だが、それでは電子書籍ならではの魅力を届けるのは難しいだろう。 メイン画面 電子書籍を作るためのエディタが必要だ。電子書籍ならではの事情をふまえたエディタであれば、作るのも容易になるだろう。そのためのソフトウェアがbookbinだ。 bookbinは電子書籍エディタで、WYSIWYGな画面を使って電子書籍を作ることができる。二ペインの構成で、左側が読むコンテンツ、右側はメタ情報などになっている。さらにアウトライン(目次)を出したり表紙の設定も右側のペインでできる。 表紙 簡単な文字装飾はもちろん、テーブル組を埋め込んだり
Booktypeはオンラインの電子書籍作成、出版プラットフォームです。 電子書籍市場は日本においてなかなか本格化しませんが、かといって指をくわえて待っている手はありません。今出来ることとしてBooktypeを紹介します。オンラインで書籍を執筆し、電子出版できるプラットフォームです。 デモサイトです。まずアカウントを作成します。 ダッシュボードです。個人やチームで書籍を作成できます。 試しに本を作ってみます。まずタイトルを決めます。 本のトップページです。 続いて章やセクションを作成していきます。 こんな感じです。日本語も使えます。 並び替えもできます。 文書を作成します。WYSIWYGなので画像やリンクの埋め込みも可能です。 履歴には行った操作が記録されていきます。 バージョンをつける事もできます。 設定です。今のところ英語しか指定できません。 発行タブです。ePubやPDFなどで出力でき
PadCMSは電子書籍、電子雑誌の配信プラットフォームです。サーバサイド、iPadアプリの組み合わせで提供されます。 電子雑誌、電子書籍を作ってみたいと思いつつもそのために必要な技術は様々です。もちろんiBooksなどで全て行ってしまえば良いのかも知れませんが、独自に実装したいと考える企業も多いでしょう。そこで使ってみたいのがPadCMSです。 デモアプリです。書籍のサムネイルとダウンロードボタンが表示されています。 ダウンロードが終わるとReadボタンに変わります。ここでReadを押すと落ちてしまいました。 こちらは一覧系。 PadCMSはiPad向けのリーダーとサーバ側のシステムに分かれます。まず最初に素材を用意し、サーバ側でコンテンツを作成します。コンテンツはHTML/PDF/JPEG/3D/動画などが使えます。コンテンツはサーバサイドでテンプレートを使って作れるそうです。コンテンツ
Simple ComicはMac OSX用のシンプルなコミックビューワーです。 電子書籍コンテンツがオンラインに溢れてきています。iPadをはじめとするタブレットも増え、次に求められるのはビューワーではないかと思います。そこで今回はMac OSX向けのコミックビューワー、Simple Comicを紹介します。 最初の表示です。 ページを進めると見開きになります。右から左になっていますが、逆に変更もできます。 拡大鏡。 設定画面です。 フルスクリーンもサポート。 全ページのサムネイル表示もあります。 主な機能は1または2ページ単位のページレイアウト切り替え、右から左(または左から右)のページ並び替え、ページの表示倍率変更、回転、翻訳などのテキスト表示、複数コミック表示、ページキャプチャ、ルーペとなっています。また、cbr/cbz/zip/rar/tar/7z/lhaといったファイル形式のコミ
Narou.rbは小説家になろうに掲載されているコンテンツをePub化し、電子書籍リーダーで読めるようにするソフトウェアです。 ラノベの隆盛や携帯小説など、ライトな小説がオンラインには溢れています。それらを紹介、掲載しているサイトとして小説家になろうがありますが、そのサイトにある小説を電子書籍リーダーで快適に読めるようにしてくれるツールがNarou.rbです。 インストールが完了しました。まず任意のディレクトリでnarou initを実行します。 次にセットアップです。AozoraEpub3のディレクトリを指定します。 完了です。さっそく使ってみます。 コマンドヘルプです。 デフォルトのデバイスを設定しました。 ダウンロードしています。 さらにコンバートです。 Narou.rbは小説家になろうから小説をダウンロードし、縦書きで読みやすいように校正、整形を行います。そしてePub3フォーマッ
BookBlockは任意の画像コンテンツにめくる操作を提供するライブラリです。 電子書籍を閲覧する際に欠かせないのがめくるようなフリップ操作です。今回は任意のコンテンツに対してフリップ操作を提供するBookBlockを紹介します。 何となく絵本風のデザイン。 クリックで次のページに切り替わります。半分に折れる感じでめくれるのがいい感じ。 スライダー風に表示することもできます。 こちらはまさに電子書籍風。 ページ内に隠れたアクションを埋め込むこともできます。 BookBlockは紙のようなめくりというよりは絵本のような厚めの紙をめくるような操作を提供します。めくれ方は気持ちがいいです。また、コンテンツの中に別なコンテンツを隠すと言ったような面白い機能も提供しています。 BookBlockはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。 MOONGIFTはこ
Turn.jsはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(BSD License)です。 電子書籍というとePubファイルが有名ですが、HTML5でも実現は可能です。特に紙をめくった時のようなフリップアニメーションが欲しい時にはTurn.jsを使ってみましょう。 デモです。幾つかのサンプル書籍が掲載されています。 開きました。 フリップしています。 別な書籍。マウスをもっていくと端が折れ曲がります。 こんな感じで斬新な表示も。 マガジン風の使い方もできます。 デモ動画です。 Turn.jsではめくる操作はもちろんのこと、拡大表示もサポートされています。デスクトップブラウザはもちろん、iPhone/iPadによる操作も可能です。コンテンツはAjaxによる動的取得にも対応しています。一部HTML5非対応ブラウザでも使えるようになっており、対応ブラウザはIE8からとなって
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