29歳以下で増えるローンでの住宅購入、40代までは純貯蓄額マイナス…年齢階層別の収入や負債の推移(最新) 総務省統計局では定期的に国内の各種世帯における金銭動向を調査する「家計調査」を実施し、その結果を逐次公開している。そのうち主に貯蓄や負債に関する動向を確認する「貯蓄・負債編」の二人以上の世帯における2022年分平均の速報値が、先日2023年5月12日付で公開された。そこで今回はその値を基に、一般的な世帯構成となる「二人以上の世帯のうち勤労者世帯」(おおよそ働き人がいる夫婦世帯)を中心に、経年的な収入や負債の変化を確認していくことにする(【家計調査報告(貯蓄・負債編)-年平均結果速報-(二人以上の世帯)】)。 年齢階層別に見た年間収入と貯蓄の推移 統計データなどは以前の記事では【家計調査報告(貯蓄・負債編)】内の詳細レポートから抜粋し精査していたのだが、今回はより詳しい値を用いるため、総
私が資産形成という言葉を意識したのは、35歳くらいだと思います。 我が家は比較的貯金してきた家庭ではありますけど、別に資産形成うんぬんを意識してたわけではなく、無駄な事には極力お金を使わないとか、大きな買い物は時間をかけて相談して決めるとか、同じものを買うならできるだけやすくとか、一番楽しんだのはお金をかけない工夫だったかなと思います。 ですので、資産形成という言葉を意識したのは、投資を始めてブログを書く始めた時からになります。 こういうブログを書いているので、「さぞかし昔から計画をたてて着実に歩んできているのだろう」と思われがちですけど、着実に歩んできたことはそのとおりでも、計画をたてて行動してきたわけではなく、なんとなく歩んできた資産形成の道とその延長線上を机上のプランで表現してみたら「マネープランの原型ができてしまいました。」という感じです。 ブログを書いたことで、「資産形成とは」み
平野泰嗣・直子夫妻:夫婦FPとして、夫婦同士で面談も。All About「ふたりで学ぶマネー術」ガイド。「自分らしい人生の実現を!」がモットー イラスト/藤田としお 小遣い制でランチ代も節約…そんな先輩は周りにいないだろうか? 結婚すると直面するのが、夫婦で「家計」をどう管理するか、という問題。結婚前に話し合っておかないと、後々ケンカの種になるかも。gooのアンケート調査「結婚前に話しておくべきことランキング」でも、1位は「家計の管理方法」だった。 では、どんな管理法が“正解”なのか? まずは実態を調べるべく25~49歳の既婚男性200人に家計管理の実態を調査したところ、もっとも多かったのは「妻が管理する」パターン(37.5%)。次いで「夫が管理する」(32.0%)となった。今回の調査対象は7割が事実上の「専業主婦世帯」だったため、これを反映した結果といえる。ちなみに「共働き」世帯は3
こどもを持つ親、そして子どもを持ちたい人が、とても気になるのが『子育て費用』だと思います。 子育て費用は、1人あたり2000万円とも3000万円とも言われていますので、今の経済力で子育て費用がクリアできるのか心配ですよね。 子育て費用を必要なコストとしてとらえるのは必要なことです。 ただ、子育て費用や専業主婦を不良債権のごとく語るのをたまに見かけますが、そういう風には考えたくありません。 人生は経済的側面だけを考えてしまうと「彩を失ってしまう」気がします。 子育て費用を必要なコストとしてとらえるというのは、子育てをする目的を果たすために裏づけとなる資産を積み上げていくために意識する必要があるということです。 子育て費用が、かなり大きな額だからこそしっかり意識していかなければいけないわけですが、幸い、子育て費用のピークまでにはかなりの時間があります。 まずは、おおまかに子育て費用の総額を把握
家計管理をする上で、理想的な適正割合があるとすれば気になるところです。 その家庭毎の状況は、それぞれ違うので、理想的な支出の割合を追求していくことは偶像にすぎないのかもしれませんが、「他の家庭の支出割合はどうなっているのか」そして「他の家庭はどれぐらいの予算でやりくりしているのか」などを参考に、自分の家計と比較して高すぎる項目を重点的に見直していくという、家計見直しの方法はあると思います。 他の家庭の家計は気になりつつも、知る事が出来ないわけですので、家計相談を仕事としているFPや家計コンサルタントの提唱している家計費の適正配分を知っておいて損はないと思います。 我が家のように家計簿をつけてない家庭でも、1ヶ月だけつけてみるとか、水光熱費ですと請求書があれば比較できるわけです。 <家計の適正配分> いろんなサイトから家計の適正配分について公開されているものを集めてみます。 ただし、こういっ
(2)費目別、世帯人員別標準生計費の算定 2人~5人世帯については、家計調査における平成2001年4月の費目別平均支出金額(日数を365/12日に、世帯人員を4人に調整したもの)に、費目別、世帯人員別生計費換算乗数を乗じて算定した。 なお、1人世帯については、1999年の「全国消費実態調査」(総務庁)の勤労単身世帯について、並数階層の費目別支出金額を求め、これに消費者物価、消費水準の変動分を加えて2001年4月の費目別標準生計費を算定した。 (参考) 費目別、世帯人員別生計費換算乗数 2000年1月~12月の家計調査の調査世帯(全国・勤労者世帯)のうち、就業人員が1人で夫婦のみ又は夫婦とその子供で構成される標準世帯について、世帯人員別に並数階層の費目別支出金額を求め、これをそれぞれ4人世帯の費目別平均支出金額で除して費目別、世帯人員別生計費換算乗数を求めた。 (参考) 算定対象の世帯構成(
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前回は家計の固定費のなかでも最も金額が大きい住居費、そのうち住宅ローンについてお話しました(第7回「住宅ローン、あなたの考えは甘い! 生活を脅かすリスクを直視せよ!」)。今回は賃貸物件に住んでいる人の住居費について考えます。 引っ越しのコストをどれくらいで回収できるか計算してみよう 今、家賃を支払って暮らしているという人は、持ち家の人よりもある意味では気楽です。だって、いざとなればもっと家賃の安い家に引っ越して、住居費を削ることができるのですから。 持ち家の場合、そう簡単には引っ越せませんから、住居費が致命的なまでに重荷になっていると厄介です。前回お話ししたように、何とかして月々のローン返済額を軽減するか、売却などの面倒な方法も検討しなければなりません。 とはいえ、引っ越しにはお金がかかります。たとえば、家賃が8万円の部屋に引っ越すとして、敷金・礼金がそれぞれ家賃の2カ月分、不動産業者に支
家計を管理することで、自分が毎月どれくらいのお金を使っているかが見えてきたら、そこから貯蓄ができない原因を考えていきましょう。本来、出費の記録をよくよく見ればわかるはずですが、意外と自分では、その原因に気付きにくい場合もあります。そこで今回からは、貯蓄ができない原因を考える上できっと役に立つ、家計バランスの理想割合と、それに近づけるための方法をお話しします。 家計費の内訳を見て、目立って多い費目を洗い出す! この連載のタイトルに「家計再生コンサルティング」とありますが、私はネット上ばかりでなく、実際に個人の方にもお会いして、コンサルティングを行っています。その際に必ずみなさんにやっていただくのは、"月の家計費の内訳"を書き出してもらうことです。 私の場合、家計簿をつけることは必ずしも推奨していませんが、方法は何であれ、少なくとも1カ月は、どの方にも家計費の内訳を把握するように努めてもらいま
先に【団塊世代男性の年金受給者8割近く・個人年金は1/4、「まだ働いてる」は約6割】などで高齢世帯の生活状況に関する記事を展開した際に、年金生活をしているお年寄り世帯のお金のやりくりをグラフ化した記事を参照した。この記事の元データとなる【家計調査報告(家計収支編)】が、2012年2月17日の時点で最新版・2011年分のものに更新されていることが分かった。そこで今回は「年金生活を-」の記事の各値を最新のものに差し替え、グラフなどの再構築を行うことにする。 人によっては生涯現役の人(自営業や企業役員)、あるいは一度定年を迎えて再就職を果たす人もいるが、多くの人は60-65歳で定年を迎え、その後はそれまでの貯蓄を切り崩したり、年金(今件各項目では「社会保障給付」に相当)で日々の生活をやりくりすることになる。「家計調査」では実例として、2011年における平均的な「60歳以上の単身無職世帯(元々独身
1990年には7万7725円も。消費者物価を考慮しても今は1979年比で5割強…40年あまりにわたる男性会社員のこづかい推移(最新) 【前年比1477円減の3万9081円…2024年の男性会社員こづかい事情(最新)】などにある通り、SBI新生銀行は2024年6月28日付で男性会社員のこづかい事情などを解説する定点観測調査報告書「会社員のお小遣い調査」の最新版を発表した。一方同社では2012年に同調査の長期間にわたる動向が確認可能な白書を公開しており、昔からの調査結果を知ることができる。そこで今回はそれらの値を用い、長期的な視野で見た男性会社員のこづかいの推移を精査していくことにする(【男性会社員のお小遣い額は39081円、女性会社員は34921円 「2024年会社員のお小遣い調査」結果について】)。 1979年当時の水準には届かないこづかい 次に示すのは、「会社員のお小遣い調査」で公開され
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