こんにちは、弁護士の伊久間勇星です。 本日、経歴詐称系SES企業株式会社フロンティア(現代表取締役:佐藤晃司氏、前代表取締役:内海章紀氏)が元従業員のSEに対して1億2500万円を損害賠償請求した訴訟において、株式会社フロンティアの請求を全部棄却する全面勝訴判決(東京地方裁判所民事第37部、裁判長:味元厚二郎)を獲得いたしました。 本件の担当弁護士は中川勝之弁護士、今泉義竜弁護士、江夏大樹弁護士と私の4人です。 1 本件の概要 もともとこの事件というのは、元SE の3名がかつて所属していた経歴詐称系SES企業の代表取締役らの宮田亜美氏及び内海章紀氏に対して経歴詐称等の強要・プログラミングスクール詐欺・賃金の天引きについて損害賠償請求した事件(本年7月22日のブログ記事に詳述)の報復・嫌がらせとして提起されたスラップ訴訟です。 この別件訴訟において、株式会社フロンティアの行っていた①未経験の