土壌汚染のおそれが出ている東京・築地市場で、2日から有害物質の含有量を調べる調査が始まりました。小池知事は、築地市場の土壌について「コンクリートで覆われ、安全だ」という見解を示していますが、調査結果によっては豊洲市場への移転判断に影響を与える可能性があります。 築地市場には2日午後、都の委託を受けた会社の担当者が訪れ、調査を始めました。 調査は今月5日まで、合わせて111の地点で表層50センチの土壌を採取するほか、土の中のガスを採取し、ベンゼンやシアン化合物など23の有害物質の含有量を分析することにしています。 調査結果は、土の中のガスは今月12日までに、土壌は今月26日までに、それぞれ調査会社から都側に報告される予定で、都は速やかに公表するとしています。 築地市場の土壌をめぐって、小池知事は「コンクリートで覆われ、安全だ」という見解を示していますが、今回の調査結果によっては豊洲市場への移