ロシアが1日、旧ソ連構成国のモルドバへの天然ガス供給を停止したところ、同国内で親ロシア系住民の分離独立派が支配する「沿ドニエストル」地域の住宅で暖房が止まる事態になった。モルドバ政府の支配地域は、主…
【モスクワ共同】ロシア政府系天然ガス企業ガスプロムは28日、旧ソ連構成国でウクライナの隣国モルドバへのガス供給を来年1月1日から停止すると発表した。タス通信などが報じた。供給停止により、火力発電所の燃料不足に伴う大規模停電が起きる可能性が指摘されている。 ガスプロムは供給停止の理由として、モルドバ側が支払い義務を定期的に履行しない重大な契約違反を指摘。親欧米政権のモルドバ側は、ロシア側が主張する約7億900万ドル(約1100億円)の債務は存在しないと主張している。 ロイター通信によると、ロシアはモルドバに年間20億立方mのガスを供給。しかし主要輸送ルートとなってきたウクライナ経由は、ロシアとウクライナのガス通過契約が今月31日に期限切れを迎える。ガスプロムはモルドバ側に対し、代替ルートで供給する前に債務を支払うよう求めている。 モルドバで親欧米の立場のレチャン首相はロシアがエネルギーを政治
中央アジアのカザフスタンでの旅客機の墜落について、ロイター通信など複数のメディアはアゼルバイジャンの情報筋などの話として、ロシア軍の防空システムが原因で墜落したと伝えました。 カザフスタン西部の中心都市アクタウの空港近くで25日、乗客・乗員67人が乗ったアゼルバイジャン航空の旅客機が墜落し、カザフスタンの当局は、38人が死亡したとしています。 旅客機は、アゼルバイジャンの首都バクーからロシア南部チェチェン共和国のグローズヌイに向かっていたもので、ロイター通信など複数のメディアは26日、アゼルバイジャンの情報筋などの話として、ロシアの防空システムが原因で墜落したと伝えました。 また、アゼルバイジャンのメディアによりますと旅客機はグローズヌイの上空で攻撃を受けたあと、近隣にあるロシア国内の複数の空港に向かおうとしましたが、いずれも着陸が許可されず、カザフスタンに向かったということです。 さらに
親睦会議、墜落事故で暗転 プーチン氏ら旧ソ連圏首脳 時事通信 外信部2024年12月26日05時21分配信 ロシアのプーチン大統領=24日、北西部レニングラード州(AFP時事) ロシアのプーチン大統領は25日、北西部レニングラード州の保養地で、独立国家共同体(CIS)非公式首脳会議を開いた。ウクライナ侵攻を続ける中でも、旧ソ連圏のトップが年末年始の休暇シーズンを前に一堂に会し、結束を確認し親睦を図る恒例行事。だが、同日はカザフスタンで38人が死亡する旅客機墜落事故が起き、暗転した。 カザフで旅客機墜落 67人搭乗、生存者も 旅客機はアゼルバイジャンの航空会社が運航。同国のアリエフ大統領は首脳会議への参加を取りやめ、急きょ本国に戻った。プーチン氏は、カザフのトカエフ大統領と対応を協議し、非常事態省の救援チーム派遣を命令。首脳会議の場でも「被害者の早期回復を願うとともに、徹底的な調査が行われる
大統領選挙で「泡沫(ほうまつ)」と目されていた無所属候補が、まさかの最多得票を獲得。それだけでも異例だが、憲法裁判所が投票結果そのものを無効として、選挙のやり直しを命じた。東欧のルーマニアで実際に起きた出来事だ。 11月24日に実施されたルーマニアの大統領選挙。トップに立ったのは、無所属で出馬したカリン・ジョルジェスク氏だった。極右かつ親ロシア派として知られ、得票率は22.94%。200万以上もの票を集めた。 初の女性大統領を目指す野党「ルーマニア救出同盟(USR)」党首のエレナ・ラスコニ氏(得票率19.18%)が2位に入り、現首相で中道左派の与党「社会民主党(PSD)」を率いるイオン=マルチェル・チョラク氏(同19.15%)は3位に沈んだ。 この結果は、ルーマニア内外に大きな衝撃を与えた。下馬評では、ジョルジェスク氏が勝つのはあり得ないと見られていたからだ。 ルーマニアのインスコップリサ
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