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米国戦で中越え本塁打を放った菊池(手前)を迎える青木=米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで2017年3月21日、久保玲撮影 今回のWBCで4強入りした侍ジャパンを引っ張った青木宣親外野手(アストロズ)は、21日に準決勝の米国戦で敗れた後、「みんな全力を出し切ったと思う」と振り返った。チームで最年長の35歳、唯一の米大リーガーは「力になりたい」と強く志願して今大会に出場。3度目の世界一には届かなかったが「参加して良かったし、日本の才能のある選手たちとプレーできたことを誇りに思う」と晴れやかな表情を浮かべた。 マリナーズでプレーしていた昨季、視察に訪れた小久保監督に「どんな状況でも、必要であれば喜んで参加します」と伝えた。2012年から米国でプレーを続けたことで芽生えた日本への思いからだった。大リーグ6年目の今季は5球団目となるアストロズへ移籍。定位置獲得に向けたアピールも必要
▽投手 【米】ロアーク、N・ジョーンズ、ミラー、ダイソン、メランソン、ニシェク、グレガーソン 【日】菅野、千賀、平野、宮西、秋吉 九回裏・日本 米国、ピッチャー・ニシェクに代わりグレガーソン 5番 中田 ピッチャーゴロ。1アウト 6番 坂本勇 ショートゴロ。2アウト 7番 松田 外角の変化球に空振り三振。3アウトで試合終了。日本、準決勝で惜敗 九回表・米国 日本、ピッチャー・千賀に代わり平野、キャッチャーに炭谷が入る 4番 アレナド ストレートに空振り三振。1アウト 日本、ピッチャー・平野に代わり宮西 5番 ホスマー 左中間へのエンタイトルツーベースヒット。1アウト二塁 日本、ピッチャー・宮西に代わり秋吉 6番 マカチェン 高めのストレートを打ち上げてショートフライ。2アウト二塁 7番 ポージー ファーストフライ。3アウト 八回裏・日本 米国、ピッチャー・ダイソンに代わりメランソン 9番
WBC2次リーグE組 ○日本8-3イスラエル●(15日) 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次リーグE組の日本代表「侍ジャパン」が15日夜、4大会連続の準決勝進出を決めた。東京ドームで行われた第3戦でイスラエルに8-3で勝ち、1次リーグから6戦全勝で1位通過した。陰の立役者は5試合に登板した33歳の右腕・平野(オリックス)。イスラエル戦は先発・千賀(ソフトバンク)の後に六回から登板して、1回3分の1を無失点で抑え、味方打線の奮起を促した。 両チーム無得点の緊迫した展開だった六回にバックスクリーン右に本塁打を放ち、均衡を破った4番・筒香(DeNA)がこう言った。「千賀と平野さんがいい流れを作ってくれたのでテンポ良く打席に入ることができた」。その千賀も「平野さんが投げた後、点が入る。やっぱりすごいな」と感嘆した。
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次リーグE組の日本代表「侍ジャパン」は15日午後7時から、東京ドームでイスラエル戦に臨む。勝てばE組1位となり、準決勝進出が決まる日本。負けた場合でも、準決勝に進む道は残されているが、小久保監督は「とにかく勝ちにいく」と力強く語っており、オランダ、キューバを撃破した勢いで、3連勝を目指す。 中盤以降は常にリードを許され、3度追い付くという苦しい展開となった14日のキューバ戦。日本は八回裏、代打・内川の犠飛で決勝点を挙げ、ついに勝ち越しに成功し、接戦を制した。山田はこの試合で本塁打を2本放つなど、調子は上向き。筒香、中田の主軸も当たっており、打線の破壊力は抜群だ。投手陣も中継ぎや抑えが機能している。
イスラエル「秘策ある」 野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2次リーグE組は最終日の15日、東京ドームで2試合が行われ、日本代表「侍ジャパン」は午後7時からイスラエルと対戦する。3連勝での1位通過がかかる一戦で、ここまで中継ぎを務めてきた千賀(ソフトバンク)を先発に抜てき。対するイスラエルの先発も抑えのザイドで、双方の投手起用に注目が集まる。 千賀はソフトバンクでリリーフも先発も経験があり、さまざまな役割をこなせる中継ぎとして首脳陣からの期待は高かった。今大会は2試合計4回を投げて無失点。150キロを超える直球と落差の大きなフォークを武器に、結果を残してきた。
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