鹿島アントラーズが、同クラブのテクニカルディレクター（TD）を務めているジーコ氏を「コーチ」として登録した。Jリーグが14日に発表している。 ジーコ氏は7月17日に鹿島のTD就任が発表され、8月4日より同クラブのトレーニングに合流していた。TD就任に際しては鹿島が「現場に帯同しながらチーム編成や強化に関するサポートを行ってまいります」と発表していたが、今回コーチとして登録されたことにより、ジーコ氏は今後の公式戦でベンチ入りすることが可能となっている。 鹿島は2018明治安田生命J1リーグでここまで21試合を終え、8勝5分け8敗の勝ち点「29」で暫定7位につけている。次戦は、15日にアウェイでV・ファーレン長崎と対戦する。 【関連記事】 ●神戸、イニエスタのJ初ゴールなどで勝利…名古屋は鹿島を下し3連勝／J1第21節 ●鹿島、ジーコ氏のTD就任を発表！16年ぶり復帰「一切の妥協はしません」
2018明治安田生命J1リーグで、3分の1に当たる11試合を終えて3勝3分け5敗の勝ち点12、J2降格圏一歩手前の15位。これが鹿島アントラーズの現時点でのポジションである。 ４月28日も横浜F・マリノスに3点を食らって0－3で完敗。「常勝軍団」という本来の姿から大きくかけ離れた状態を露呈した。4月のJリーグはわずか1勝。総得点8・総失点13という数字も「1－0でしぶとく勝つ」という伝統を貫いてきたチームにとっては、想定外にほかならない。 「アントラーズはもともと『どっしり構えるチーム』なんだよね。それが今はちょっとできていない。先に点を取られるとバタバタとなるから。2点目取られてバタバタして、さらに点を取りに行くとカウンターでサクッとやられている」 「これまでは『1点くらい取られても、前線が点取るだろう』っていう変な余裕みたいなものがあった。『1点くらいくれてやるよ』くらいの雰囲気がね」
【レアル・マドリード―鹿島】延長前半、ハットトリックを決めて喜ぶレアル・マドリードのロナルド（右）。左奥は鹿島のＧＫ曽ケ端＝日産スタジアムで２０１６年１２月１８日、宮間俊樹撮影 ＜写真特集はこちら＞ 鹿島惜敗 延長で力尽きる サッカーのクラブ世界一を決めるクラブワールドカップ（Ｗ杯）最終日は１８日、横浜市の日産スタジアムで行われ、決勝でＪ１覇者の鹿島アントラーズが欧州王者のレアル・マドリード（スペイン）に延長の末に２―４で敗れ、初の優勝を逃した。鹿島は各国代表がそろうスター軍団を相手に一時はリードを奪った。 クラブＷ杯はこれまで欧州勢、南米勢で優勝を分け合ってきた。開催国枠で１回戦から出場した鹿島は今大会、準決勝で南米代表のナシオナル・メデジン（コロンビア）を破ってアジア勢初の決勝進出。現役時代の１９９８年Ｗ杯でフランスを初優勝に導いたジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードは、ポ
サッカーのクラブワールドカップ（Ｗ杯）で、今大会は国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）主催大会で初めてビデオアシスタントレフェリー（ＶＡＲ）が試験導入されている。１４日の準決勝、鹿島－ナシオナル・メデジン（コロンビア）戦で鹿島がＰＫで挙げた先制点の場面で初適用された。 ０－０の前半３０分、ボールがサイドラインを割ると主審が試合を止めた。ピッチ脇のモニターで確認し、約１分前のＦＫでファウルがあったとして鹿島にＰＫを与えた。ＶＡＲの無線連絡で映像を確認し、ファウルを認めた。 ＶＡＲは補助審判が映像を見ながら主審に助言するもので、判定精度向上が期待される。適用されるのは、ゴール▽ＰＫ▽レッドカード▽選手間違い－－の「試合を左右する重大な判定」に限られる。あくまで情報を助言するだけで、ＶＡＲ利用も含め最終的な決断を下すのは主審だ。
【鹿島―ナシオナル・メデジン】前半、ＰＫを決め喜ぶ鹿島の土居（左）＝大阪・吹田スタジアムで２０１６年１２月１４日、平川義之撮影
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【浦和－鹿島】後半、鹿島の金崎がＰＫを決めて喜ぶ＝埼玉スタジアムで２０１６年１２月３日、長谷川直亮撮影 鹿島が勝利し、７年ぶりの優勝 ３日に埼玉スタジアムで行われたＪ１チャンピオンシップ（ＣＳ）決勝第２戦は、鹿島（同３位、第１ステージ優勝）が２―１で浦和（年間勝ち点１位、第２ステージ優勝）に逆転勝ちし、７年ぶりの頂点に立った。鹿島は第１戦（茨城・カシマスタジアム）に０―１で敗れたが、この日の勝利で１勝１敗とし、アウェーゴール数で浦和を上回った。 鹿島はＣＳ準決勝で川崎を破って決勝に進出。歴代最多タイの勝ち点７４を積み上げた浦和を抑え、年間王者に輝いた。鹿島は８日に日本で開幕するクラブワールドカップに開催国代表として出場する。 序盤からめまぐるしく攻防が入れ替わる展開となった。前半７分、右クロスに、ゴール前でフリーの興梠が右足ボレーで合わせ浦和が先制。鹿島は失点のリスクを抱えながらも攻撃的に
【鹿島―浦和】前半、ボールを奪い合う鹿島の土居（左）と浦和の遠藤＝カシマスタジアムで２０１６年１１月２９日、長谷川直亮撮影
【鹿島―浦和】後半１２分、ＰＫを決めて喜ぶ浦和の阿部（右から２人目）＝カシマスタジアムで２０１６年１１月２９日、宮武祐希撮影 ＜写真特集はこちら＞ ＣＳ決勝初戦 浦和が鹿島降す Ｊ１の年間王者を決めるチャンピオンシップ（ＣＳ）決勝の第１戦が２９日、茨城・カシマスタジアムで行われ、１０年ぶり２度目の優勝を狙う年間勝ち点１位の浦和（第２ステージ優勝）が、同３位の鹿島（第１ステージ優勝）を１―０で降した。 ホームアンドアウェー方式の第２戦は１２月３日に埼玉スタジアムで行われる。優勝チームは８日に日本で開幕するクラブワールドカップに開催国代表として出場する。 【試合終了】 後半45分+5 【浦和】宇賀神にイエローカード 後半45分+2 【鹿島】左サイドから柴崎が左足で柔らかなクロス。ニアサイドで土居がヘディングしたボールはわずかに枠の右へ外れる 後半45分+1 【鹿島】西が右サイドからアーリークロ
【日本―オマーン】前半、先制ゴールを決めて喜ぶ大迫（中央）＝カシマスタジアムで２０１６年１１月１１日、宮武祐希撮影 ＜写真特集はこちら＞ 抜てき大迫２発 オマーンに４―０ サッカー日本代表（国際サッカー連盟ランキング５１位）は１１日、茨城・カシマスタジアムでオマーン代表（同１２９位）と国際親善試合を行い、大迫（ケルン）の２ゴールなどで４―０で勝った。オマーンはワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会アジア２次予選で敗退しており、通算対戦成績は日本の８勝３分けとなった。Ｗ杯アジア最終予選Ｂ組の日本は１５日に埼玉スタジアムでサウジアラビアと対戦する。サウジアラビアは３勝１分けの勝ち点１０で同組首位、日本は２勝１分け１敗の同７で３位。 ハリルホジッチ監督「いいテスト」 日本・ハリルホジッチ監督 我々にとっていいテストだった。大迫は２点取ったが、クラブとは違う役割を与えた。この２点で、サウジアラビア戦に向
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