夏興行最大の波乱であろう。初週5位と厳しいスタートだった「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」が、何と2週目にして圏外に消えた。夏興行の大目玉作品が、最終興行収入で、10億円が難しい情勢である。膨大な数の熱狂的な原作コミックファン、原作にそれほど精通していない人々双方の関心が、まるで広がらなかった。 結果的に、原作の世界観を実写化するのが、とても困難だったということになろうか。そもそも、実写化に問題があったと言う人もいよう。私が強く感じたのは、生真面目なダーク世界のトーンが、映画の躍動感を封じ込めたことだ。見せ場のアクション場面にも、驚きは少ない。反省すべき点は多い。
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