〇サービス終了のお知らせと、皆様への御礼 日頃より、三省堂 Web Dictionary をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。 このたび、2020年9月30日をもちまして、三省堂 Web Dictionary をサービス終了いたしました。 同サービスは2001年1月のリリースから19年が経ち、この間、多くのお客様にご支援いただきました。 永年にわたるご愛顧に対し、改めましてここに御礼申し上げます。 〇新たなサービスの展開に向けて 今後、弊社では、モバイルアプリやWebサイト上で辞書コンテンツをご利用いただくサービスについて、新たに研究開発を進めております。近い将来に、今の時代に即した新たなサービスを皆様にご案内できるよう精進してまいります。今後とも三省堂の辞書コンテンツを何卒よろしくお願い申し上げます。
「形容詞 + です」 は誤用ではない 変な日本語(1) 「危ないですから」-九十九式 電車に乗っていると、ホームでこんなアナウンスがよく流れてくる。 「3番線に電車がまいります。危ないですから、黄色い線の内側にお下がりください」 僕はこれを聞くたびに、強烈な違和感を覚える。電車には毎日乗るので、この襲い来る違和感と戦うだけで会社に着く頃にはヘトヘトになってしまう。 言うまでもなく、「危ない」という形容詞に直接「です」を付けるのは誤用だ。 変な日本語(1) 「危ないですから」-九十九式 「危ないです」 のように、「形容詞 + です」 という表現は、文法的に間違った用法ではない。上記リンク先の主張の根拠として、以下の MSN 相談箱の回答欄が引用されているが、これに至ってははっきり 《間違い》 といって良いだろう。 昭和27年の国語審議会で「形容詞+です」表現を「許容する」としたときから、日本
photo by Stitch 普段何気なく耳にしている、ニュースで使われる微妙な言い回しの言葉って、よくよく考えると意味がわからないものって多いですよね。そんなマスコミ用語の裏に隠された、驚きの秘密を調べてみました。 ニュースでよく耳にする「バールのようなもの」、「消息筋」、「みだらな行為」、「全身を強く打って」などの微妙な言い回しの言葉ですが、とくに意識せずに耳にしていても、明確に意味を説明できる人は少ないのでは? これらの言葉にまつわる裏話を追いかけてみましたので、ご覧ください。 「本日未明」って? ニュースでは、「真夜中」とか「明け方」という表現は使われず、すべて「未明」とされます。実はこの言葉の由来は、気象庁の予報用語だとか。Yahoo!辞書によると、「まだ夜が明けきらない時分」と書いてありますが、気象庁のサイトでは、「午前0時から午前3時頃まで」と具体的な時間が記されて
「どのような仕事をしているのですか」。こう質問されたら本欄を御覧になっている読者の皆様はどうお答えになるだろうか。尋ねてきた相手がご両親、あるいはご子息であったなら、聞き慣れない片仮名や英語を使って説明するわけにはいかない。普段の会話に出てくる日本語だけで仕事の内容を語るにはどうすればよいか。時には、このようなことを考えてみると頭の体操になるはずだ。 筆者はある主張を世の中に広めるための会を主催し、会長を務めている。ただし会員はまだ一人しかいない。六月まで東京海上日動火災保険で常務を務められた横塚裕志氏である。その横塚氏は東京海上で三十六年間、ほぼ同一の仕事に従事し、五月の半ばに、その仕事の素晴らしさを訴える講演をされた。大変楽しい講演であったので、筆者が編集長を務めている雑誌に講演内容を掲載した(講演内容はこちら)。 「大好きです」と横塚氏が述べた、その仕事は片仮名で表記されたり、英文字
ブログやメールなどで文章を書く機会が増えている昨今、「もっと上手な文章を書きたい!」と願う人が多くいるようです。そこで、はてなブックマークで話題になった文章術に関する記事を「執筆」「推敲」「校正」に分けてご紹介します。 1.執筆 How to write Japanese precisely この記事では、「伝えたいこと」があることを「文章を書くための最低条件」とし、文章にとって最も大切なことは「正確さ」であると書かれています。そして、「1.伝えたいこと/あふれる思い」「2.正確さ/曖昧さの排除」「3.豊かさ/軽やかさ」「4.バランス感覚/素直さ」「5.内容の構成」「6.思いきり/吟味する」が順に解説されます。技術者の方によって書かれているためか、非常に論理的に解説されていて、分かりやすくまとまっています。 2.推敲 あなたの文章を(ほんの少し)綺麗に見せる九つのテクニック。 - Some
作家の水村美苗(みなえ)氏=写真=が評論『日本語が亡びるとき――英語の世紀の中で』(筑摩書房)を上梓(じょうし)した。バイリンガルの作家として、英語の公用語化を推進する意図はない。インターネットを追い風に、強まる英語の覇権から「日本語をいかに護(まも)るか」を訴えた、憂国の書だと語る。(尾崎真理子) 21世紀はインドやシンガポールのように、自国語と二重言語化する英語圏がアジアでも増えていく。ネットを通じて英語の図書館には、いよいよ激しく情報が流れ込む。一極集中化の中で、日本語が生き残る道はどこにあるのか。本著は七つの章から示そうとする。 「無限の造語力を持つ漢字を音訓自在に組み合わせて語彙(ごい)を広げ、ひらがな、西洋語を表すカタカナ、ローマ字……多様な文字を縦にも横にも併記して、歴史も感情もすべてを含み込む。書き言葉としての日本語は、希有(けう)なだけでなく、世界に誇れる機能的かつ陰影豊
なぞなぞです。 母には2回会ったけれど、父には会わなかった、というものなーんだ? ヒント:これは平安時代のなぞなぞです。 (「母には二度逢ひたれど父には一度も逢はず」『後奈良院御撰何曽』) こたえ:くちびる えーと、「なんでだ!」って話を説明すると長くなります。 (有名な話ではあるんですが) 半濁音(ぱぴぷぺぽ)を含む言葉の多くは外来語で、いわゆる「和語」には少ないことは、皆さんご存じと思います。 これはなぜか。 これは、日本語の発音の変遷に理由があります。 日本語では、古くは、「はひふへほ」という字を書いて、「パピプペポ」と発音していました。 (しかし、文字で説明するのが難しい話題だな) だから、「はは」という言葉を発音する時、実際の発音は現在の「パパ」に近くなりますから、唇が2回合わさるのです。 これがなぞなぞの答えの答え。 さて、もっと時代が下ると、「は行」は「ファ フィ フ フェ
(短期集中連載)「いちかっこ」「いちまる」の広がり NEW! 「いちかっこ」「いちまる」の広がり その3 NEW!新着記事
競泳のパリ五輪代表選考会は17日、東京アクアティクスセンターで開幕し、女子100メートルバタフライ準決勝の池江璃花子(横浜ゴム)は57秒03で全体1位となり、2位の平井瑞希(アリーナつきみ野SC)らとともに18日の決勝に進んだ。
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