以前、ほぼ同趣旨のことを知人(顔見知り)が誰もいない状況として書いたが、それだと刹那的な存在承認が生じてしまう余地があるので、AIによって管理される終身刑のような状況を考えた方がよいだろう。ネット、テレビ等による外界の閲覧は可能という条件を付けたほうが論点は明確になる。 — 永井均 (@hitoshinagai1) 2019年9月14日 「承認欲」についてのツイートが琴線に触れたので、思ったことを書きます。 先生の比喩を少し変えれば、こういうことでしょう。 寿命が尽きるまでの食料品は宇宙船に乗せて、私はたった一人で宇宙に向かって旅立っている。四六時中、地球と交信ができてあらゆる情報は入手できる。ところが、ある日に気づくことがある。地球からの受信がちゃんと届いているのに、こちらからの送信はどういうわけか、地球には届いていないらしい。地球側から私の存在がまったく承認されていないのだ。当然、